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We haven't hope yet.
さっちゃんの台詞って長い
(客観的視点)



「私…こんなに食べきれません」




カウンターに座りシュンとする神楽

「あんたいつもはこれくらい余裕で食べてただろ?」
「…すみません」

お登勢が今出されている食べ物に目をやると神楽は茶碗一杯しか食べていない


「記憶と共に食欲まで落ちちまったのかね」


「神楽ちゃん。本当にもういらないの?」

手をパンパンと叩きながら店へ戻ってきた妙
まるでさっきまでのことはなかったかのような笑顔を振り撒いている


「はい。…私本当にこんなたくさん食べていたんですか?自分でも信じられません」
「ちなみに俺と喧嘩した後いつも食いもんを奢らされやしたねィ。お陰で外出のたび土方さんの財布から5、6万抜いて「あんた警察だろ!?」」

「いいな真選組って」
「銀さん?目が犯罪に向かってます」



そんなバカげた話を聞き更に元気がなくなったような表情の神楽

「…私のせいで…すみません」

少々涙を溜めたその瞳に皆の目が向いた



「まぁまぁチャイナさんや。気にするな」

どこから現れたのかいつの間にか神楽の肩を叩く近藤




「そうやって元気だったチャイナさんをみんな楽しそうに見てたんだ。謝ることはないだろ?」

「…ゴリラさん…」
「やっぱゴリラなんだ。記憶は無くしても口「その台詞何回使い回す気でいるんだ!!」」


「ぱっつぁん。何いきなり騒いでんだよ眼鏡。コレだから眼鏡は眼鏡」
「眼鏡眼鏡って使い方おかしいですよ。それに眼鏡にはなんの罪もないでしょ。眼鏡してる人に謝「そうやって私を苛めるのね!何よ。私はこんなことじゃくじけないんだから!!逆に喜んでやるんだから!」」




皆が頭にある一人の女性を浮かべた





「何よみんな黙っちゃって!私の存在を無視する気ね。いいわやりなさい。そんなプレイされたって私はめげな「うっせぇんだよコノヤロー!!」」



銀時が天井に向かって竹刀を投げた
するとゴスッと音がして何かが落ちてきた




「…さっちゃんさん、何をしているんですか…?」
「何っていつも通り銀さんの近くにいるだけよ」
「ただのストーカーじゃねぇか」



そのストーカーはすっと立ち上がると話題を持ち出した



「神楽ちゃんが記憶喪失ですってね」
「どうせ全部聞いてたんだからいちいち言わなくてもいいだろ」
「そうやって私だけ仲間はずれにするのね!!さぁどんどんやりなさい!私は仲間に入れなくたって悲しくないわ。まるで小学生の苛めなその行動に喜んで立ち向か「あー!お前は女ストーカー」」

勝手に暴走するさっちゃんに今更な言葉を発するのは近藤

「あらストーカーゴリラ。貴方もいたの」
「何だ今更気付いたような言い方は」
「私は銀さん以外何も見えないし何も聞こえないのよ」

「重症な奴でィ」

「猿飛さん、貴女ちょっとうるさいわよ?」
「あらお妙さん。貴女もいらしてたのね。全く気付かなくてごめんなさい」
「まぁ、それは大変ね。早く眼科に行ってその目を取り替えてくればいいんじゃないかしら」
「姉上怖いです」

「ふん!私の目は銀さんだけが見えればいいの。他のカボチャなんて見えなくても生きていけるのよ」




ちょっとした喧嘩をする二人を見ている他のものは止めることをしない
下手したら自分の命が危ないから






「とりあえず次行くか」

「そうですね」

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あきゅろす。
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