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We haven't hope yet.
とりあえず落ち着いて腹ごしらえ
(客観的視点)



「ここは一体なんですか?スナックお…?」
「お登勢だよ」



煙草を吹かしながら店の扉を開け出てきたのは万事屋銀ちゃんの大屋さん

「まぁ妖怪」
「記憶は無くしても口の悪さは健在なのかぃ」



「ばぁさんよ、なんかこいつにショック治療とかしてくれねぇか?」
「旦那ショック治療と言うよりは姉さんの「お妙さぁぁぁ「消え失せろゴリラァァァァァァ!!」」」
「…いや、なんでもねェでさァ」

沖田の言葉に続くものは暗黒物質であろう
近藤の殴られた姿を前にそのことは言葉にしてはいけなかった


「そもそもどっから来たんだお前!店の前に捨てといただろうが!」
「お妙さん、俺はチャイナ娘が記憶喪失と聞いて心配だったんですよ」
「じゃあ私じゃなくて神楽ちゃんの名前を呼んであげやがれェェェェェ!!」
「んごァァァァ!!」






「…チャイナ娘と言えばやっぱ飯じゃないのかい?」
「じゃ、一杯…いや軽く三合頼む」
「三合って軽くないです。一般家庭の量ですよ銀さん」

近藤と妙が乱闘…主に近藤が死にそうな戦いの中冷静に事を進めていく他の五人


「丁度いい。今賞味期限の近付いた食材を処分しようかと思ってたんだ。良かったら全部くれてやるよ」


煙草を灰皿に置き静かに息を吹くと白い煙が吐き出された

「なんか今日のババァ太っ腹じゃねぇか」
「チャイナ娘の一大事だからね…つかなんでお前が食材食ってんだ」
「実は最近パンの耳がご馳走という生活を「知るかぁ!!」」


「さぁ神楽ちゃん食べなさい?」

「神楽。これモグモグを食べモグモグれモグモグばモグモグモグモグ「食うのをヤメロォォォォォ!!」」
「んぐ!?ゲホゲホ」


いきなりのツッコミに喉を詰まらせてしまった銀時

「ハイ旦那。水…」
「ふぁんふぅ(サンキュー)」


沖田が差し出したコップを手に取り口に運ぶ

「…に見せかけた青汁でさァ」
「見せかけられてないよね。色が違うよね」



小さくツッコんだ新八の台詞は銀時には聞こえなかった
銀時が青汁を吹き出しその汁が妙の頭上に降り注いでスナックお登勢の前にゴリラと銀髪の死体が転がったのは言うまでもない

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