We haven't hope yet.
有名な組織は潰れると大ニュース
(沖田視点)
話を聞きに来た。それ以外の用事は無い
まるでそんな雰囲気を漂わせる旦那に正直俺は何を言えばいいのかわからなかった
「総悟」
名前を呼ばれボーっとしていた意識をはっきりさせた
「へい」
当たり前のように返事をすれば真面目な視線が俺を貫く
「山崎が土方さんに頼まれ屯所に行った後、俺は大江戸病院に行きやした」
山崎に何を調べさせたか、何故病院なのかを詳しく述べる
流石の近藤さんもその意図をしっかりと捉えたことから全員理解したと考える
そこで問い詰めた医者も看護婦も殺られた。来島また子に
「沖田さん。実はそのウイルスを密輸していた攘夷浪士がいることがわかりました」
眼鏡の発言に耳を傾けた。勿論俺だけじゃなく全員が
「止地党って名前らしいです。知ってますか?」
「あぁ」
眼鏡に短く返事をした土方さんは冷静に口を開いた
「厄介だな」
相手を知っているからこそ出てきた言葉に誰もが無言で頷いた
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