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We haven't hope yet.
気を使われ過ぎると泣きたくなる
(沖田視点)



目を開いてみれば毎朝見る天井。嗚呼、此処は自分の部屋じゃないか。なんて呑気なことを考えながら意識を戻していくとハッとした

「…んぐっ…」

この痛みは何なのか考える前に苦痛により頭が一杯になる
だいぶ慣れてきたその痛みと格闘しながらボヤけていた出来事を頭に浮かべる

「…チャイナ…」

それは、こんな足より更に心を痛め付けた
まるで心臓が強い圧力により潰されてしまうのではないのかというような、そんな痛み



「隊長。気が付きましたか」
「…山崎」
「応急措置がなってあったのでなんとかなりましたけど…」

チラリと視線を足に向けてきた部下は心配そうに大丈夫ですか?なんて聞いてきた

「山崎。お前ウイルスについて調べてたんじゃねェのかィ」
「調べてたんですけど沖田隊長のことを副長に任せられまして。まだ途中です」
「…ワリィな」


俺の事なんか放っててもらって良かったのに
…俺は何を考えればいいのか、全くわからない
闇に一人残されたようだ

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