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We haven't hope yet.
とりあえず説明に行こうか
(沖田視点)



「…というわけだわかったか?」

「いえ何も」

「…だからだな…」



面倒そうな顔で説明されるが上手く伝わらない



「銀さんもうちょっと分かりやすくしなきゃ」
「うっせぇんだよコノヤロー」

「貴方は雑用係の駄メガネ君ですね」
「もう万事屋やめます」





…一体何をしてるんだか
これが万事屋の私生活なのか





「つまり私は記憶を失ったのですね」

「わかってんじゃねぇか」

「そして記憶を無くす以前はアイドルとして「ちげェよ」」

















『とりあえずさ、沖田君このこと妙の奴に知らせてきてくれないか?あいつ家に電話したけど出なくてよ。スナックにいるから』












そう言われてスナックすまいるについたものの足が進まなくなるブツを見つけた


「近藤さん。ここで寝てると風邪ひきやすよ?」
「あら?ゴリラの飼育係さんじゃないですか」

店の前に行き着くと今まさに志村姉から捨てられている近藤さんを見つけてしまった



「飼育係じゃねェんですがねィ」
「お世話してるなら飼育係だわ」



…その前にゴリラじゃねェんですが
これ以上突っ込むと近藤さんの二の舞になりそうだから止めとくか



「そいや姉さん。ちと重大な知らせが「お妙さァァァァァん!!結婚し…」」



鈍い音がしたかと思うとバタリと倒れたゴリ…近藤さん



「ふふふ、邪魔が入ったわね。お知らせって何かしら?」


「チャイナが事故にあって「まぁ神楽ちゃんが事故!?」」

「…えェまァ…車に「どこの運転手だコノヤロー!!ぶっ殺してやる!」」

「…運転手は屯所に「今すぐ死刑にしなさい」」

「…すいやせん姉さん」
「何かしら?」
「とりあえず用件をしっかり聞いてもらいてェんですが」



漸く全てを話し終えるとやはり驚きの表情をする目の前の女性は直ぐに悲しそうに下を向いた



「…神楽ちゃん…大丈夫かしら…記憶がないなんて…」
「とりあえず万事屋に来てもらいてェらしいんでさァ」

「…わかったわ…」

一旦お店に戻ると直ぐに出てきた
いきなり帰りますと言われて素直に彼女を帰すところを見ると志村姉の権力が伝わってくる

「おた…えさ…ん」

近藤さんも随分とタフだねィ

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あきゅろす。
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