【リク】わんこわんこD*
「じゃあ先に進もうか」
ゆうたはそう言って綱を引っ張った。
ちょっと待て、おれのジャージとパンツお前が持ってるだろ。
と言いたくても喋れないので、見上げて目で訴える。
「え?ああこれか。もういいじゃん?どうせこのあとうんこもするだろ。あ、ついでに犬歩きでもするか」
自分の姿を想像して青ざめた。
本気か?
「ほら早く行くぞ。次郎が待ちくたびれちゃうだろ」
次郎は少し離れた所で行儀よく座ってこっちを見ていた。
一連の醜態を次郎にも見られていたと思うと、相手は犬だからこそ、余計に背徳感に苛まれる。
仕方なくゆうたの申し出に従い、剥き出しの膝小僧を地面につけ、歩き出した。
いつも見慣れた道なのに、目線の高さが違いすぎて別世界みたいだ。
ゆうたがおれの斜め後ろを歩くから、突き上げた尻が左右に揺れながらゆうたに差し出されている。
隠しようのないアナルときんたまが、常に視線に蹂躙され続ける。
それにさえ興奮して、ちんこが半分芯を持って太ももの間で規則的に首を振る。
きゅるるー…
お腹が夜風に冷やされて、嫌な音を立てた。
やばい、ちょっとお腹痛いかも。
だんだん、先を行く次郎のペースについていくのがしんどくなってくる。
「んん…う…」
ついに痛みに負けて立ちすくむ。
一瞬首輪がくんっと引かれて、苦しさに拍車をかけた。
「あああ…」
自分で自分の肩を掻き抱いて、鳥肌を撫でさする。
「大丈夫か?しょうじ」
流石に心配そうな声。
と、そのとき、次郎がまたそわそわと辺りを嗅ぎ回り始めた。
きりきり痛むお腹を押さえてそれを見ていると、次郎はここだという場所を見つけて、背中を丸めた。
あの格好は…
ぬちぬちぬち…トサッ、ポロッ、ポト、
うんちしてる…
気持ちよさそう…
犬の排便をこんな目で見るなんて考えたこともなかった。
黒い肛門がもりっとこじ開けられ、うんこが産み落とされていく。
ああ…おれも…うんちしたい…!
次郎が排泄を終え、後ろ足で砂を蹴る。
「さあ、今度はしょうじの番…しょうじ?」
「かはっ、くっ」
ブッ!
ブフウウ…
ゆうたが振り返ったとき、おれの肛門は既に決壊していた。
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