長編
16
「イケメン滅びろ!滅せよ!美人は増えろ!」

「なんだ?いきなり」

「なに?色々こっちが聞きたいわ各委員会の委員長はイケメンか美人さんしかだめなのか?!」

書類を届けに各委員会の委員長さんたちのクラスを回ったんだけど…イケメンと美人さんしかいないでやんの。

この学園美形率たけーなとは思ってたけど、委員長系は100%美形でござった。

「あー、推薦が多いからな。多少の頭があればあとは顔で選ぶんだろ」

にゃるほろ。
前に出る人の顔は良い方が見てて楽しいしな。

「よく考えてみろ?この学園の頂点に立っているのは俺だ」

ブーーーーッ?!

「と、言うことはこの学園で一番かっこいいのは俺様だ…なに壁にめり込んでんだよ」

「流石ですね。智をオレは尊敬するわ」

そこまで自信満々だとある意味尊敬するわ。

「まぁ、陸太の顔もそこまでは悪くないから多少の自信はもってもいいな」

「ありがたき幸せ」

自分であそこまで言い切る智ほどでもないけど、オレだってがんばればイケメンの部類に入れるはず。

はいれるよね?たぶん

鏡にもガラスにも写らないから分からないからオレ的希望なんだけどね。

「しかし智さんや、各クラス回るときやたら遠回しに俺ひとりでやってますアピールしまくってたね」

「あったり前だろが、サボってやがるクソ達のフォローなんかするはずないだろ。この学園は将来上に立つ人間が多いんだ顔を売っといて損はねーしな」

将来に向けて頑張っているわけですな。

と、いうことは…今ガッツリさぼりまくってる副会長、会計、書記、爽やかくんそれに転校生くんの将来は危ないってことだね。

確かに将来会社が提携結んだりするとき、こんだけサボりまくりで有名な人が会社にいたら考え直すよね。

一時の恋で将来を潰したっていってもいいぐらいか。

あ、不良くんはすでに不良だから悪い印象しかないから除外だね。
あはははは。


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あきゅろす。
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