02.
―其処には神々しいヘブラスカ姉さんが!!!
『おおおお!!!スゲェ、でっけえなぁ!!』
―なんて言えるわけもなく。
ったりまえでしょーが、実際目の前にしてごらん。
あんまりにも凄過ぎて大変なんだから。
―実際に目の前にしたヘブラスカ姉さんは本当に神々しく、デカい。
それはアニメでみたように少し青白くって、弱冠恐怖を感じさせた。
『みょおおお…』
実際に目の前にした時はこんな声しか出せなかったのでした まる
「コムイ…その子………は?」
「イノセンスの適合者かもしれない子だよ♪」
『あっ。えっと、この懐中時計です』
手に持っていた懐中時計を目の高さまで上げてみた。
すると、ふわっとへブラスカさんの髪(だと私は思っている)が私の手首に触れた。
コレだけでうはああああってなるよね、普通。
そして懐中時計を掴み、ヘブラスカ姉さんの方へとよせた。
数秒して懐中時計がイノセンス独特の眩い光を発し始める。
コレマジでイノセンスだったんか…。吃驚だ。
そういえば、この懐中時計はあやし〜いアンティークショッップでいわく付きの代物として安値で買ったモノ。
―なんてことだ、何があってもおかしくねぇぜ。
「どうだい?イノセンスかい?」
「……イノ………イノセンス…だ」
『マジかよ…』
じゃあ、じゃあじゃあじゃあ。
アレン達と一緒に任務…!!!?
すげえ嬉しいけどすげえイヤだな。
私戦える自信なんてないよ…。
「……6……18……32…69……76%」
『76ッ!!?』
以外にも高かった…だと。
ああもうっ。
私皆の顔ちょこっと見るだけだったのに!!
私どうなっちゃうっわけ――ー!!!?
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