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「また秘密事?
僕にはしないって約束でしょ!」
やはり怒らせてしまいましたね。
でも今回ばかりは恭弥であろうと絶対に言えないのです。
「そうですよ
"また"秘密事です」
「…………」
頬を膨らませて怒る姿はまるで子供。
そんな子供の様な恭弥を僕の腕で抱き寄せて髪を撫でる。
「ちょ、何す「その秘密事を言ったら…君は泣いてしまいますよ」
遮ってやった。
恭弥の否定なんて聴きたくない。
今は僕の時間なのです。
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