秘密事 骸雲(10年後) ・本誌で出る前に書いた捏造話 「骸、お前に頼みが在る」 それはボンゴレからの突然の頼み事でした。 「僕に…ですか?」 本当に急すぎて僕は無邪気にも笑ってしまった。 それとは裏腹にボンゴレは真剣な表情のまま。 「ボンゴレ本部が襲撃され壊滅した事を知ってるな?」 ボンゴレ本部が壊滅… それは僕も知っていました。 「襲撃し壊滅に追い込んだマフィアに……乗り込んで欲しいんだ」 「………ミルフィオーレに…ですか?」 ボンゴレは一息吐くと 「そうだ」と首を縦に振った。 「乗り込む……つまり、スパイして来いと?」 「………」 [次#] [戻る] |