[携帯モード] [URL送信]

俺は狂ってますか?
7*
快感から発生する生理的な涙が
ボロボロと零れ落ちる。


「あ、あ、ぅあぁんんっ!!」


限界ギリギリまで引き抜かれては、
一気に最奥を貫いてくるその動作に、
欲望が弾け飛ぶ。

それなのに、裕は
動きを止めようとしない。


「んぁぁ! ま、だぁ、
イッた、ばっ、か、だからぁ!!」


敏感になった身体を
容赦無く攻めてくる裕に
少々イラッとしたが、
直ぐに快楽に頭を支配され、
そんな考えは何処かに吹き飛んでいった。


「はぁ……風海……イくよ……」

「ん、ぅああああ!!」


前立腺目掛け、
熱い迸りを叩き付けられ、
再び俺も色の薄くなった白濁を放った。


「あ…あ、ふ…っ」


心地良い倦怠感に
耐え難い睡魔が襲い掛かってくる。


「風海……?」

「もう……無理……」


今更ながらに昨日から、
身体を酷使しまくっていた事に気付いた。

そもそも俺ってば、
今日だけで何回イってる訳?


「後始末……よろしく……」

「ちょ……おい……」


裕の呼ぶ声は、
意識を飛ばした俺には、
聞こえてこなかった……







[*BACK][NEXT#]

7/22ページ

[戻る]


あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!