[携帯モード] [URL送信]

俺は狂ってますか?
風海side*
亮司は余り人気の無い
裏の通りに車を止めた。

ぶっちゃけ人が来たら来たで
俺は構わないんだけどね。
見られるの嫌いじゃないし。

亮司のジーンズのジッパーを下げ、
半勃ちの状態のそれを扱いてやると、
みるみる固くなっていく。


「元気だよねぇ」

「誰のせいだと……」


そう言いながらも、
亮司は気持ちよさそうに肩を震わせる。

俺は完勃ちした亮司の自身を口に含んだ。
苦しいくらいに口を開いて、
喉の奥まで昂ぶりを銜え込むと、
苦味のある先走りの味がした。
口に入りきらない部分は、
手で扱いていく。


「う……」


聞こえてくる呻き声に気を良くした俺は、
遠慮なしに亮司を高みへと追い立てた。


「風海……もう……」


亮司はすぐに限界を訴えてきた。

ていうか、今回嫌に早くない?
そう仕向けたのは俺だけどさ。


「ほうへる? はひへひひほ(もう出る? 出していいよ)」

「………………っ!」


亮司のモノを口に含みながら喋ると、
亮司はあっさりと果てた。
俺は亮司が出した白濁を
喉をゴクンと鳴らしながら、飲み込む。


「ごちそうさま♪」


微笑みながらそう言うと
亮司は俺の太股を、
ゆるゆると撫で回す。

なんていうか、手つきが凄くやらしい。

俺は亮司の手の甲を
爪で引っ掻いた。


「痛っ!」


亮司は引っ掻かれた手の甲を擦りながら、
俺の方を恨めしそうに見てくる。


「もう行かなきゃダメだから、
また今度って事で」

「お前が誘ってきたくせに……」


ブツブツと文句を言うその姿は、
いつもの大人な亮司と違って、
やたら可愛らしく見える。


「さっさと出して」


車を出すように促すと、
亮司は渋々車を動かした。

その表情はかなり不満げ。

そんなに俺とヤりたかったのかな?
ちょっとからかってみようかな……


「さっきやたらと早くなかった?
そんなに溜まってたの?」


俺の言葉に亮司は眉を顰めた。

面白い。

亮司の慌てる姿なんて
滅多に見れないからね。
しばらくからかうか。


「亮司にしては珍しいよね。
しばらくヤってなかった?
結構濃かったし」

「あぁ……」


冗談半分に言ったのに
亮司の顔は真剣で……

その後の言葉に俺はかなり驚いた。


「愛人達と手切ったからな」


へ……?







[*BACK][NEXT#]

9/15ページ

[戻る]


第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!