俺は狂ってますか?
5*
縺れるように寝室へと転がり込む。
愛撫されていた俺の自身は、
既に天を仰いでいた。
「裕も脱ぎなよ……」
早々に裸に剥かれた俺と違い、
未だ裕はキッチリと制服を着込んでいる。
ネクタイに指を掛け、シュルリと外せば、
真剣な眼差しの裕と目が合った。
「服を脱ぐ間すら惜しいんだ……
俺の気持ちも分かってくれ……
それに……」
裕の手が俺のモノへと触れる。
「あ…っ」
「これ……早く解放したいだろ?」
「あ、あ、はぁ、ん…」
ドクドクと脈打つそれを
上下に扱かれれば、
甘い声が自然と洩れ出す。
「やぁ、ん、もぉ…
お、れ、だけ、で、いいわ、け?」
切れ切れになりながらも
言いたい事を口にすれば、
裕は意味が分からないとでも、
言いたそうな顔をした。
「裕だって……
気持ち良く……なりたいんじゃない?」
裕の下肢へと手を伸ばす。
緩慢な動きでジッパーを下げ、
張り詰めているモノを取り出した。
「これ……此処に挿入たいでしょ?」
足をM字型に開き、
自分の秘所を指でなぞると、
裕の息を呑む音が聞こえた。
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