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俺は狂ってますか?
2
 

「う〜ん、まぁ仕方ないっかぁ……
それでいいよ」


俺の出した条件に
大輝は了承してくれた。

若干不満げに見えるけど、
それは見てないフリをしておく。

だって了承してくれたのには、
変わりないし。


「あ、でもヤる時は真顔は止めてね?
萎えるから」


そりゃそうだよね。
俺だっていざヤるって時に
相手が真顔だったら萎えるよ。


「さて、じゃあ……
これからどうする?」


大輝はこの話は
もう終わりとでもいうように
これからどうするかを聞いてきた。

この話そろそろ飽きてたから、
かなりありがたい。


「これから……ねぇ……」


俺としてはこのまま寝てたいってのが
本音なんだけど…………


「またヤらない?」


来た……


「ヤらない」


俺が突っぱねると、
考え込むように顎に手を当てた後、
思い立ったように頷き、
のし掛かってくる。

この光景さっきと同じじゃない?


「無理矢理は嫌だと思ってたけど、
要は風海から求めるように
すればいいんだよね?」


とてつもなく爽やかな笑顔で、
俺の着ているYシャツを
脱がせようとしてくる。

あ〜……そうきたか……







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あきゅろす。
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