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俺は狂ってますか?
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俺が部屋に戻ると、
風海はしっかりと起きていた。


「おはよう」

「おはよ」


爽やかな笑顔を浮かべて挨拶すれば、
風海も作り笑顔で、挨拶を返してくる。


「起きれる?」

「無理っぽい」

「へぇ〜」


う〜ん……
やっぱり感情がないっぽいなぁ〜

普通いきなり
あんな鬼畜行為敢行したら、怒らない?

少なくとも今までの奴は、
怒ってたけどな〜

皆俺の事、
勝手にイメージで優しいとか勘違いして、
怒られても困るんだけどね。

自分では魔王だと思ってますから。

しかしまぁ……
身長あんまり変わんないのに、
風海って細いなぁ……
Yシャツ着せたけど、ブカブカじゃん……
ちゃんと食べてんのかなぁ?
肌も白いし……


「エロい」


いつのまにか俺の思考は、
風海の性格分析から
そっちの方へと移行していた。

風海の首筋が何ともいえない色気を
醸し出しているのがいけない!!


「もう一回ヤりたいかも♪」


ニッコリと笑いながら覆い被さったら、
どこからそんな力出てんの?
って、思う位の力で
思い切り押し返された。


「これ以上されたら、
足腰立たなくなりそうだからダメ」


有無を言わせない口調に、
一瞬、無理矢理
ヤってやろうかとも思ったけど、
流石に強姦は趣味じゃない。

ベッドの端に腰を下ろし、
ため息を吐くと、
風海は満足げに微笑む。

これってある意味生殺しのような……
いや、散々ヤった後なんだけどさぁ……
またヤりたくなっちゃうって言うの?

いいな、風海、欲しいな。
俺と付き合わない?って言ったら、
どんな反応するだろ?
十中八九断られそうな気はするけど。


「ねぇ、風海、俺と付き合わない?」







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