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男子たる者男らしく!!
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今のこの状況で喧嘩売られて、
大人しくしてられる程、
俺は気は長くはない……が、
はっきり言って俺は疲れている。

そして、親父んトコ行ったら、
更に疲れる事になるだろう。

否、疲れる位ならまだしも、
寿命が縮むような
思いをする可能性すらある。

だから体力は、
極力温存しておきてーんだよ。

まぁ、ここは穏便に……


「おい! 聞いてんのかよ!? チビ!!」


はい。穏便には行けません!!


「誰がチビだと!? ごらぁ!!」


俺の発言に驚いたのか、
不良は目を丸くしている。


「俺がチビなんじゃねぇ!!
てめぇがでけぇんだよ!!
身長180以上あると思って
いい気になってんじゃねぇよ!!
大体人間は身長で価値が
決まる訳じゃねぇだろうが!!
人間は中身だ!! 中身!!
不良にチビとか言われたくねぇ!!
この赤毛ヤローが!!!」


自分でも最後の方は
意味が分からないと思ったが、
取りあえず俺は
言いたい事を言い終え、満足していた。

次にまたチビって言われたら、
何するか分かんねーけど……







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あきゅろす。
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