君を想う歌声
始まりは君の告白から
君に出会ったその時から心奪われた
どうしようもない程に君の事ばかり
目が合うだけで心が跳ねる
どうすればいい?
叶わないなら出会いたくなかったのに……
「止めろよ」
公道を走る車の中で唐突に俺は言った。
何を?と聞かれかねないが、
今、この車を運転している男ならば
分かるだろう。
「このラジオですか?」
「当たり前だろ」
俺がそう言うとそいつは
音楽の流れているラジオを切った。
これでようやく落ち着ける……
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