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NARUTO



シカマルが来ると何時も静かで、俺は好き。



鹿丸の気配はあるって思うだけ。



『帰らなくていいのか?』



「別に、明日休みだし。」



ポツリポツリとする普通の会話すら静か過ぎて耳に良く届く。



それが気持ちよくて


何だか凄く不思議で笑いそうになった。



『シカマルなら上忍になってそうとは思ったけど・・・』


「めんどくせぇよそんなもん。」



『だと思った!』



予想は見事的中して笑いながら告げれば、相変わらずしかめっ面して頭を掻いたシカマル。



クセ、変わってない。


「笑う所か?」



『だってさ、シカマルらしい返事だったからついね』


笑いが止まらず手の甲で口元を抑えて笑うと、その手を取られた。



「お前笑いすぎ」



『だからゴメンて』



あ、シワがさっきより少し増えた。



『シカマルの手、大きいね』


「あ?お前と似たような・・・小せえな。」


大きさくらべをしたら、本当に自分の手が小さくて笑った。



離そうとしたら包まれ、不思議そうな顔をして鹿丸を見つめれば、今度は気まずそうな顔して逸らされた。




『シカマル・・・?』



「何でもねぇよ」



呼んだら呼んだで背中向けられたし。



『シカマル落ちるよ?』



「つーかお前話し方思い切り変わったな。」


『・・・は?』


何も変わってないとおもうけど。




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あきゅろす。
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