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NARUTO


ただ夢だけは今も変わらず強まってくる



もっともっと強くなってこの里を良くしていきたい。



下忍でも火影になるとか言ってたあの頃



今となれば、誰がそんな下忍の火影についてくるのかって感じた時




無償に嫌になった。




もっともっと強くなって沢山の事を知らなければ


『・・・柄じゃねぇ』



勉強してる俺を周りが見たらどう感じるんだろう



あんなに嫌いだったのに、今じゃ知識を沢山欲しくてたまらない。





『これからだ。』



空を見上げ呟いたナルトの表情は決意の眼差しをしていた。



『じーちゃん、俺は絶対叶えてやっからな!』



グッと拳を月の方へと掲げ意気込むとふいにそれを包み込まれた。



『ーー・・・は?』



「なーにやってんだ、ナルト」



『あー・・・俺てき決意表明?』



疑問符を浮かばせ首を傾げて鹿丸に告げれば、なんだそれ、と苦笑いをうかべられた。

まさか握られるとは思わなかった。アイツそんなキャラだったか?



頭の中でそんなのを浮かべながら握られた手を眺めていれば、スッと外れた。




『シカマルは何してんの?』


「家に帰る途中だ。」


『ふぅん。』



こんな時間まで任務だったのか?



てか、まえもこんな似たようなのあったよな。





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あきゅろす。
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