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NARUTO
おまけ ちょいR18



ぴん、と長い尻尾を立たせて向かう先は眠っている人がいる寝室。

ベッドの上に飛び乗って、すやすやと気持ち良さそうに眠る二人。

お腹が空いた、と可愛らしい前足でタシタシとナルトの頬を叩くと、眉間に皺が寄って寝返りを打つと、ぎゅっ、と抱きしめるのはシカマル。

そこに自分も入りたくて、隙間に入るとすりっ、と頬を撫でられる。

それが嬉しくて、お返しに柔らかなナルトの
頬に小さな口を押し付ける。

クラマはナルトが大好き。

もちろんシカマルの事も大好き。

毎日身体のチェックをしてくれて、美味しいご飯やお菓子をくれる。

大きな手で撫でてくれるのが好き。

いつもクラマはシカマルの病院へ共に行き、沢山の動物を見ている。

けれどシカマルを見る人がたくさんいる。

シカマルと話す時、頬を赤らめている人ばかり。

シカマルはナルトのものなのに。




夕方になればナルトが来て、抱きしめてくれるのが好き。

そしてシカマルとキスをする二人を見上げて、クラマもかまって、と足元にすり寄る。

抱き上げてくれるナルトの肩に乗せてもらって嬉しい。

嬉しい 
嬉しい。



あの、雨がふった日

いたくていたくて身体が動かなかった。

痛くて苦しくて、怖かった。

誰かが抱き上げて声を掛けてくれてたのは分かってた。

うっすらと視界に見えたのは綺麗な黄色い色。

痛がらないように何かにくるまれて運んでくれた。

きっと大丈夫

このひとは、大丈夫。


いつも夜になると来てくれて、シカマルが毎日身体を見てくれて、毎日この二人と一緒。

よく二人でお風呂に入って、ナルトの声が聞こえてきたり、服を着たままとか、裸になったりして揺れていたり楽しそうだけど。







吹き抜けになっていると、声と言うものは良く響いてしまう。

ソファーの皮が軋む音を出しながら、肌がぶつかる音と、聞こえてくる魅惑的な喘ぎ声。

『あっ・・・あぁぁ・・・ん』

ナルトが腰をうねらせ細く掠れた嬌声をあげると、シカマルは満足げに口端をあげた。

「良い声、だしやがって・・・っ」

肩を押さえつけてシカマルは強く腰を打ち続けた。

『ひ・・・っ、ああああっ!』

ナルトは強い快感にのけ反り膝ががくがくと震える。
眉間に皺を寄せながら悶えるナルトの媚態は、普段のナルトからは想像できない程艶めかしかった。

「もっと顔、見せろって・・・ほら」

『・・・っ、や、だ・・・んんっ!』


腕で顔を隠すナルトのそれを取り払うと、嫌だと言うように抵抗するが、シカマルは口付ける。

くちゅりと鳴る音と、シカマルの生温かな感触にナルトの背筋がぞくりと震える。

『ふっ、う・・・んんっ、やあ・・・あっ!』

「――相変わらず、そそる顔しやがって」

唇が離れた途端、シカマルの指がナルトの口腔内に入り込んで中を犯していく。

ナルトは彼の艶のある声と、表情に胸がどくりと鳴ってしまう。引き締まった体を見るだけで、どうしようもなくときめいてしまう。

指がナルトの舌を撫で何度も抜き差しされてしまえば、ナルトはシカマルと繋がっている行為と同じだと意識してしまい、締め付けてしまった。

「なに、しめつけてんだ・・・」

『ふうっ、あっ、ふあああああっ!』

指をいれたまま激しい律動をするシカマル。

ナルトの先端からは透明な蜜がとろりと溢れ、口端から呑み切れなかった唾液が出てしまう。


『やあ、あっ・・・だめっ!でちゃ、で・・・っ』

放埓が近いのか、ナルトの声がだんだん力が籠ってきて、脚をシーツに擦り付ける。



荒い吐息がリビングを包み、ぐったりと横たわるナルトにシカマルは優しく頭を撫でる。

『・・・っ』

たったそれだけの接触すら、ぴくりと反応するのだから面白い。

ミー、と可愛らしい声でシカマルの足元に擦り付いて来たのは、二人が可愛がっている愛猫のクラマ。

「どうした?」

抱き上げると、クラマはナルトのほうに顔を向けシカマルは近づけると、可愛らしい舌先が額に浮かぶ汗を舐め取った。

『あっ、だめだって・・・ばあ・・・っ』

「――・・・。」

ざらざらとした猫の舌に、達したばかりのナルトの身体は反応してしまう。

それを黙って見過ごさないのがこの男。

シカマルはまだ抜けていないのを良い事に、緩やかに腰を動かし始める。

『え・・・ちょっとまっ・・・ひっ!』

まって、と言いたかったのにシカマルがナルトの足を持ち上げて肩に担いだ。

「まだ元気そうで何よりだ・・・」

『や、やだ・・・もうむ、無理だからあっ!』

そう反抗しても、シカマルは一ミリたりともその言葉を聞き入れる事は無く、近くにいたクラマはまた二人が遊び始めた。とふて寝を始めたのだった。



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あきゅろす。
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