NARUTO
大人の楽しみ R18
どのくらいの時間が経ったのか、今のナルトには見当がつかない。
目の前に居る男はそんなナルトのことなんか気に掛けることもせず、たまに振り向いてわざと聞いてくる。
「・・・大丈夫?」
『・・・っ、んなの、わか、て・・・っう!』
ぐるり。何かが強く動いてナルトの身体は前のめりになる。
荒い呼吸で見上げたナルトは、楽しそうに瞳を細めているカカシを睨みつけた。
ことの始まりは今朝火影室を出た後、カカシに連れ込まれたトイレでおこった。
『先生何でトイレ何かに入るんだよ・・・?』
「ん?今日の任務は簡単だから、どうしてもしてみたい事があってね。」
それがどうしてトイレなのだろうか。不思議な顔でナルトは自分よりも大きなカカシを見上げた。
「少し我慢しててちょうだいね・・・」
『我慢ってなに、え、先生?!』
突然ツナギのチャックを降ろし始めた彼にナルトは驚き手を掴む。
任務が簡単だからと、まさかこんな所でおっぱじめる気なのか、とナルトは焦りを浮かべた。
「しないよ、しないけど・・・俺が楽しみたいだけなんだよ」
『意味わかんねえ、ちょっと、やだ・・・っ!』
下着の中に手を入れ、ナルトの尻を掴むカカシ。抵抗しようとナルトは身体を捻るが、場所が悪くて思うように動けない。
「――黙って」
『・・・っ!』
耳元で低く囁く彼をナルトは狡いと瞳で睨みつける。
ヒヤリとした固いものが奥に触れてぞわりと腰が撥ねる。
『なにすんだよ・・・っ』
カカシの指で無い事が分かり怯えた眼差しを向けるナルトに、流し見たカカシはくすりと笑んだ。
「これ、ナルトの中に入れるだけだよ・・・」
ビー玉より少し大き目な玉を見せられ、驚愕の眼差しへとかえる。
「これね、俺のチャクラをここに溜めておく事が出来るんだ」
『・・・やだ、そんなの、今入れるなってばよ・・・』
ぐいぐい、彼の肩を押すが、びくともしない。
こんな物を中に入れて任務なんてできやしない。冷や汗を浮かべながら講義をするが、カカシはそれを聞き入れない。
『う・・・あ、やぁ・・・っ』
「力入れたら出ちゃうよ・・・」
もう一個ね。クプリと玉がナルトの中に入り、カカシは主張し始めたナルトの性器に触れた。
『ん・・・っ』
カカシに開発された身体は、触れられるのを待ちわびているように露が先端からとろり、と出てくる。
「触りたいけど、時間がないからね・・・」
後でね。性器ごと腰にゴム紐を巻かれ、ナルトは目を丸くする。
そのまま下着を直され、トイレから出たが中に入っている玉が、動く度に刺激をされてナルトは頭を痛める。
(こんなの、無理だ・・・)
玉が中で擦れあうたびに、ナルトの良いところに当たったりして、歩くペースは遅い。
もっとはっきりした刺激が欲しい。
思うと自然に締め付けてしまう行動に、ナルトは恥ずかしくなる。
「ほら、そんなにゆっくりだと明日になっちゃうよ?」
『だっ・・・たら、こんな、す、うあっ!』
強まった刺激にナルトは膝を曲げた。
時々くるその刺激に、ナルトの性器はどくり、とする。
震える足に力を入れて立ち上がると、彼は肩を抱いた。
「こういう時でないと、できないからだよ?」
『なにが、楽しいんだ、よ・・・っ』
辛いのはナルトであって、それを見て楽しみたいというカカシの気持ち。
こんな明るい時間にナルトが頬を染めて、快感に堪えている姿は簡単に見られるものでは無い。
だからこそ、カカシはポケットの中に入っている黒い球を握り締めていた。
この球からチャクラを流し、ナルトの中に入っているそれが感知して動く。
強力な磁石みたいな役割を持っているが、それなりのチャクラをため込まなければならない。
ナルトが何処まで堪えていられるのか、それも楽しみだが必死に堪えている姿はそそられてしまう。
『あ・・・やだ、なんで・・・ああっ!』
動いていないのに、ぐりぐり動く球がナルトの力を奪っていく。
刺激が欲しい中と、達したいのにそれが出来ないもどかしさ。
額からは汗が伝い、力の籠った瞳は滲み、酒を飲んだように赤く色付いた頬。
声を堪えようと、唇を噛み赤く濡れた姿。
なんていやらしいのだろうか。
「・・・どうしたの?」
『・・・っ』
腕を掴み俯くナルトは、もう一人では歩く事が出来なかった。
辛いのだろう。カカシはナルトの肩を抱いて歩きだし、依頼人の元へと向かった。
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