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NARUTO
渦巻ナルトの興味ゴコロ R18 シカナル

甘いのは好き。

けど苦いのは余り好きじゃない。

好きじゃないけど・・・


『・・・まずい。』

「そう言うなって・・・」

苦い顔を浮かべて言葉にするナルトに対して、シカマルは鼻で笑って髪の毛に触れる。

「ナルトだって甘い時あるだろ?」

『・・・そうだけど、あれはちょっと・・・』

苦手だ。ぷくりと頬を膨らませて首に腕をまわして軽いキスをした。

『煙草の味、慣れねえよ・・・』

あんな臭いの良く吸えるものだと思うが、彼がそれを吸っている姿は好き。

煙で目を細める姿も

持ったまま頭を掻く仕草

咥え煙草で何かをする仕草

吸う度に見てしまう自分がいる。


ゆらゆら紫煙が上へと立ち上り、せき込んだのはナルト。

『・・・うえっ、まっず・・・っ、げほげほっ!』

ただの興味本位で、シカマルが風呂に入っている時に煙草を吸ってみたが、馴れていないナルトはむせて咳き込んだ。

『・・・ん?なんか頭がくらくらしてね?』

振り子のように勝手に揺れている頭が不思議で、煙草を消そうとするとそれを背後から奪われる。

「何やってんだ」

『・・・興味ゴコロ?』

濡れた髪の毛に、上半身だけ裸の姿にナルトはときめく。

そんな姿で煙草なんて吸われたらたまったもんじゃない。

「煙草なんて吸わなくていい」

『シカマルは吸うじゃん』

旨いから。そう言われてしまえばナルトは何も言えず、背後から抱き締められながら煙草を吸うシカマルにナルトの身体が動く。。

『そうだ、シカマル』

「あー?どうし・・・っ」

ちゅ、とキスをするナルトにシカマルは煙草を落としそうになる。

ナルトはそのまま下唇に吸い付き、あわせを深くして舌を絡め、シカマルはそれを目を細めて眺めた。

『・・・っ、ん・・・っ』

(やっぱりにげえ・・・)

眉を顰めながら離れようとすると、煙草を消したシカマルは逃がさないようくいつく。

『にが・・・んぅっ!!』

舌を奥深くまで踏み込ませると、息苦しさでナルトはシカマルの腕を掴む。

口の中は煙草の味に変わり苦いけれど、口の中で彼の舌がナルトを刺激する。

『・・・んむっ、ふ・・・やっ!』

シャツの中に手を滑り込ませ、収まっている小さな胸の突起を引っかくとナルトの腰が揺れる。

膝の上に乗っかったままシカマルはナルトを刺激していると、何かを思い付いたように彼の手を掴んだ。

『ちょっと・・・待って』

膝から降りると、ナルトはテーブルにある物を取り、彼の下半身に触れる。そんな意外な行動にシカマルは一瞬目を瞠る。

何時もならこんなに積極的にならないナルトが、何をしたいのかが知りたくて。

「やってくれんの・・・?」

ズボンに手をかけている姿を見て、シカマルは頭を撫でそのまま滑るように頬を撫でた。

『ん・・・ちょっと、やりたい事があってさ』

昂ぶり始めているシカマルの性器を口の中で包む。

「何がしたいんだ・・・?」

少し声を潜ませながら尋ねると、ナルトは気付かれたくなくて首を振る。

自分から進んでした事が無いナルトは、恥ずかしい気持ちはあるが、それよりもシカマルに気持ち良くなって貰いたかった。

主導権は何時も彼に持っていかれ、溶け崩れてしまって自分を見失うような快楽は嫌いではないが、自分もそうしたいと思ったから。

いつでもナルトの快感を優先するのは、いじりまわすのが好きで楽しいから。自分の手で染まり崩れて、願いたくなるまでしてしまいてくなる。

それ程シカマルはナルトとの行為を好いていた。自分の中にあった獣めいた感情や欲望が強いだなんて思わなくて。

『・・・んんう・・・』

きつく吸い上げ、先端を舌の腹で覆いそのままざらりと擦って、でできた粘液を指先でくすぐった。

「・・・っ、お、まえ、な・・・」

片目を眇めてナルトを見下ろすシカマル。こんなことをされたからには、この後どうしてやろうかと考えた。




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あきゅろす。
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