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クライトの非日常的な日常
問題児なお友達?2
ク『待て、その話学校全体に知られているのか?』

それはマズイ、俺は目立たないように学園生活を過ごす予定だったのに初登校日から有名人はマズイ、マズ過ぎる

春『多分俺以外先生しか知らない』

ク『なんだと?』

春『俺はスカウトだからな、学園の情報は逐一調べて回ってるのさ』

事も無げに言う馬鹿、他の生徒の個人情報なんて管理の厳しいもん盗んだらバレたら退学じゃ済まない。下手すりゃ学園敵に回すぞ…

ク『俺は貴様に関わる気は無い。失礼する』

春『今年中にクラス変える最後のチャンスだぜ』

振り返って奴の顔を見る…嘘では無いようだ。

春『この学園は最低一年間は同じクラスに所属させられる。だが一度だけ年度始めに開催される学年対抗のトレジャーハントを一位でクリアすれば賞金と校長が聞ける範囲での願い事が許される、今のお前にはこれしか無いんじゃないか?』

…こいつの話が本当なら確かにチャンスだが…

ク『なんで俺にそんな大切な情報を寄越す?望みはなんだ?』

春『簡単さ、俺に協力して欲しい。内容は承諾してくれたら話す』

俺はこいつの話を聞きたくなった。こいつの計画は俺に不幸を招くものだというのに…3に続く

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あきゅろす。
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