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クライトの非日常的な日常
クレイブの話A
風『…ヒック…ふぇ…』
勇『…ズーッ

風香は涙を流し勇気は鼻をすすってる…

イブ『お…おい泣くなよ俺の話なんだからよ

風香にハンカチを渡す…
風『ヒック…ありがと…ヒック…』

イブ『…で話続けて良いか…』

風&勇『…うん…』

イブ『不死になった経緯はわかったな?問題はその先、人間としての生活にどうやって戻ったかだが…』

風『そりゃあ当たり前だよ無理矢理不老不死にされて黙って従うなんて出来ないもの

イブ『まぁな…しかし奴は体に入れた石の力で俺を操る気だった…』

勇『でもクレイブを操るはずの石が上手く発動しなかった…』

イブ『そ、俺は単なる幸運で今は生きてるらしいな…』

勇『今は?』

風『…どういう意味?』
イブ『俺は徐々に魔族に精神を奪われている…』
風&勇『

イブ『かなりゆっくりしたペースだから今後一年やそこらでどうにかなんて事は無い、心配すんな
風『じゃあクレイブがダマスカスって魔族を追ってるのは…』

イブ『体を蝕む魔族の意識を消させる為、もしくはそれができないなら…俺は殺す方法を教えてもらうのさ』

彼はあっさりと言った

…続

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