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クライトの非日常的な日常
図書室の罠(中編)
?『クックック、木乃香が男に付いてってる、あれ彼氏かな?付けて様子みよおっと』図書室に入って行った二人を付ける怪しい人影、本棚の影から様子をうかがい、会話を聞こうと聞き耳立てていたがどうも仕事の話をしているようだ。
?『な〜んだ、仕事仲間か〜、つまんないな〜。そうだ、木乃香の友達なら挨拶しなきゃ〜』そう呟いて天井裏に消える少女。随分身軽なようだがクライトと木乃香は気付かないで二人で木乃香のおべんとを一緒に食べていた。
ク『相変わらず料理と魔法は一流だな』
木『いややわ〜、恥ずかし〜
軽いフットワークで離れるとクライトの元居た場所をカナヅチが通過していく、直撃したら頭の中身がこんにちはする位の速度があった。それとほぼ同時に弁当に異変があった事に二人は気付かないでしまっていた
ク『木乃香、その癖なんとかならんか?』
木『ほぇ?』
そうなのだ。この女の悪癖、それはカナヅチを無意識に振る事がある事だ。どうも魔法で空間に穴を開けそこに入れているようだがそんな大魔法無意識で使っている辺り大物だ、俺は何の話かわからない顔してる木乃香を無視し飯を喰う。その直後体を強烈な痺れが襲った!!

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あきゅろす。
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