唐笠
落ち着け
ふぅ。
落ち着け。落ち着け。
俺は戻る。しっかりしねぇと。
「は‥。」
深呼吸を繰り返すと気持ちが僅かだが落ち着いていく。今回はあまりにも突飛すぎることだったが元々、順応性は高い方だ。
取り敢えず、情報を集めねぇと。
ここは俺のいた世界と同じ世界なのかどうか知りたい。
ちゃんと俺のいた高校が存在してるってならいいが、まったく違う世界いわゆるパラレルワールドってやつか?そんなもんだったらまたこれからどうするかが変わってくる。
教室に戻るか‥。
これもまた不思議なことだか教室は分かる。
‘教室’ということを考えるとまるで頭の中で辞書を引いたように浮かんでくるのだ。
ま、便利だからいいがよ‥。
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