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実力
隠し扉の先は水路となっており、カイ達はそこを辿って外に出ようとしていた…


(クロゥがひきずるのをやめたので、3人で歩いていた。)


カイ「この水路長い・冷たい・めんどくさい」


ビト「…貴様は黙って歩けないのか?」


クロゥ「まぁカイの言うことにも一理あるよなー」


そんなことを言っていると、少しずつ水路に光が差してきた。


ビト「もうすぐ出口だな…」


とその時―


「ヒュー―…ドンッ!」上から大きさが3m程もある巨大鼠が落ちて来た。


カイ「なんだ!?こいつは!」


ビト「恐らく罪人を逃がさない為に作られた生物だろう」


クロゥ「そんな冷静に言ってる場合じゃねぇって!俺ら武器無いんだぜ?」


ビト「(お前は武器が無くても平気だろ・・)・・・そこの壁を叩いてみろ!


倉庫になっててお前等の武器があるはずだ…!」


ビトは壁を指差し、その後二つ剣を出した。


クロゥ(なんでそんなことまで知ってんだ・・?・・・まぁいいか・・)


「バコッ」その間に壁を壊したカイ達は、


自分達の武器を取り出して巨大鼠の前で構えた…


ビト「来るぞ!」


巨大鼠「チューッ!」


巨大鼠がビトめがけて襲いかかって来た。


ビト「双翔裂破!」


ビトは二つの剣で交互に上へ切り上げ四連撃後鼠を下に叩き落とした。


クロゥ「すげぇ!」


カイ「龍刃塵!」


カイは龍のごとく神速の突きを五回繰り返し最後に強く突いた。


巨大鼠「ヂューッ!」


しかし鼠は怒って反撃して来た。


そのことを予想していなかったカイは、


このままでは攻撃をかわせない体勢だった。


カイ「な!・・っかわせない!!」


とその時。


クロゥ「あーもー危ねーな!戒・剛旋斧っ!!」


クロゥは瞬時にカイの前に立ちふさがり、


鼠を上から下に切り下げそして刃を横に向け切った。


巨大鼠「ヂュワーッ!!」


鼠は声をあげ倒れた。


ビト「カイ!油断するな!」


カイ「わ、わりぃ・・」


クロゥ「まぁまぁビト…助かったんだから良かったじゃん!」


その後、3人は出口に向かって歩いて行った。




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あきゅろす。
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