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赤結晶石
カイ「牢獄を出たのはいいけどさぁ…首都には見回りの兵士が大量にいるんだぜ?」


ビト「それぐらい分かってる!よし着いた…これを使え…」


ビトはカイに赤い発光体を放り投げた。


カイ「わっ・・と!これは…?」


ビト「赤結晶石のかけらだ…これを使って念じれば炎を出す事が出来る。」


カイ「俺にも出来るのか?」


ビト「…まぁ無理かもしれないがとりあえずやってみてくれ…


そこの燭台に火をつければ隠し扉がでるはずだ。


ちなみに僕は無理だったから出来なければ強行突破だな・・・」


クロゥ「おいおいおい・・」


とりあえずカイは両手で赤結晶石のかけらを握り念じた…しかし


カイ「やっぱ無理だ…」


クロゥ「俺にも貸して!」


クロゥはカイの手にある赤結晶石のかけらを半ば無理矢理奪って念じた…すると


「ボウッ」・・・火が付いた。


クロゥ「よしっ!成功!」


カイ「!すげぇ・・」


ビト「な…馬鹿な・・これはある程度の素質が無いと出来ないはず…!


この男…なかなか出来るな…」


クロゥ「はぁ?誰に言ってんだよ?」


ビト「貴様にだ…」


クロゥ「俺は女だぜ?」


カイ、ビト「……!えぇっ!?」


クロゥ「ふぅ〜ん、今まで男だと思ってたわけですか。


・・・地獄に堕としてあげましょうかw


いや、地獄よりもっと酷い場所に連れてってあげましょうww」


ビト(せ、性格が変わっている・・・!!)


カイ「や、やめて下さい俺達が悪かったです!!」


クロゥ「問答無用♪」


「バキッ」・・・クロゥの蹴りによってカイとビトは大ダメージを食らった!


カイ、ビト「ぐはぁっ!!」


クロゥ「それでは先に進みましょう♪」


カイとビトをひきずりながら、意気揚々と進むクロゥであった。




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