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結界
4人は西へと歩いていた。
クリア「西にし〜♪」
カイ「そういえば・・・さ。」
クロゥ「あ?何??」
カイ「結界を解き放つって…?」
クロゥ「あー・・言ってたな・・」
ユオ「僕の世界でもあったよ…
東の大陸の邪気を封じた結界…
解き放った人はいないんだよ!!
まぁ僕は簡単に解いたけどね…実際にやってはないけど!」
クリア「ど、どうやって!?」
ユオ「簡単な事さ…まず結界の成分を調べると光子ともう一つ…
アダマンタイトに使う材料のライトクリスタルの粉末を使ってる。
また光子により金よりも…
世界で一番堅いと言われていたベルセリウムでさえも凌ぐ堅さをしてるの」
クロゥ「…無理があるんじゃない…?流石に俺達でも…」
ユオ「いや?ちゃんと解く方法があるんだなー♪」
カイ「ど、どうやって?」
ユオ「まずライトクリスタルと相反するシャドウクリスタルを…
また一瞬光子を弾く為にスカイブルークリスタルの粉末を周りに撒く。
そうすると解けるんだよ…」
クロゥ「なんだ!簡単じゃん!材料はあるんだし?」
ユオ「何処に…?」
クロゥ「?だってユオ持ってるだろ?クリスタル」
ユオ「昨日使ったじゃん!最後のクリスタル!」
クロゥ「・・・え!?じゃあどうすんだよ?」
ユオ「どっかで採るしかないよ!」
クリア「そんなのこの辺にあるのかなぁ・・?」
カイ「・・・ベルカトラズ…」
クリア「???はい?」
カイ「ベルカトラズにならあるんじゃない?
だって俺のアダマンタイトは国が関係してるらしいし!」
ユオ「うーん・・まぁここで話をするよりかは少しの可能性に縋る方がいいね!
じゃっ!いこ!」
クロゥ「ベルカトラズ…ってまた船じゃん!カイいいのかよ?w」
カイ「!!!!っ!マジかよ・・」
カイは明らかにテンションが下がった。
クリア「まぁ仕方ないよね♪」
ユオ「またあの薬あげるよー♪♪」
3人は結構楽しんでいるようだ。
それがまたなんともうざったい。だが逆らえない。
カイ「・・・・・。」
はぁ、とカイは溜息をついた。
結局ベルカトラズに行くしか道はない、それなら。
船ぐらい我慢しなければ。
シャオ達を止める為だ。
そう自分に言い聞かせる。
・・結局後で船酔いし、後悔することにはなるのだが。
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