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聖獣アクアリム


4人は奥へと進んできていた。


カイ「?ここは・・祭壇かな…?」


ユオ「す、すごいな!」


クロゥ「簡単に壊れそう…」


クリア「眠いっ…」


そんなどこか噛み合わない会話を交わしていると…


?????「誰ですか?私の助けを必要としているのは…」


どこからともなく・・・いや上の方だろうか?女性の澄んだ声がする。


カイ「なっ、何?」


ユオ「聖獣アクアリム・・!?・・・えっと、僕たちに力を貸して下さい!」


クロゥ「この声の持ち主が・・せ、聖獣なの?」


アクアリム「いかにも私はアクアリム・・・なんですか?あなた達は…」


ユオ「僕達はカイ・クロゥ・クリア・ユオと言います。

この世の全てを破壊しようと目論んでいる人達を止める為・・

あなたと契約がしたいのです。お願いです。我らに力を貸して下さい!」


アクアリム「破壊を目論む・・・それはシャオ達…ですね?」


カイ「な…なんでそれを!?」


アクアリム「それでは仕方ありませんね…

しかし!あなた達が私と契約するのにふさわしい人材かどうか。

確かめさせてもらいますよ?」


カイ「(スルーですか!?)・・要は戦うんだろ?」


アクアリム「その通りです。それでは・・行きますよ?」


クリア「聖獣と戦うの!?」


クロゥ「まぁ勝負挑まれちゃったし?倒すしかないんじゃない・・?」


ユオ「さっさと倒しちゃおう!」


アクアリム「ふふ・・その威勢が最後まで続けばいいですね?」


アクアリムが祭壇から出て来た。


しかし、姿は人間とは違い魚のような竜のような生物だった。


ユオ「なっ!魚?いや…竜か?」


クロゥ「この際どっちでもいいよ!くらえ!戒・剛旋斧!」



上から下に切り下げようとしたが…

容易にかわされた。


クロゥ「なっ!かわされた!?」


アクアリム「そんな遅い攻撃…簡単に読めますよ?ブリザード!」


雪がカイ達を覆った。


カイ「この技は!?」


アクアリム「さっき使っていたのを・・覚えさせて頂きましたよ?」


ユオ「くっ!全てを灰燼と成す豪火の炎!いでよ!」


アクアリム「!!それは!」


ユオ「エイミング・エクスプロージョン!」


巨大な炎の塊がアクアリムの頭上に現れてそして墜ちた。


アクアリム「ああぅっ!」


アクアリムはよろめきながらもなんとか着地した。


・・・しかし背後にはクロゥが立っていた。


クロゥ「さっきはよくも馬鹿にしてくれたね?

アダマンタイトのチカラ、プラスしてお見舞いしてあげるよ!

いっけぇ・・神天降竜斧っっ!!」


高くジャンプしアクアリムの真上から切り付け、その後も3回切る。


アクアリム「きゃぁぁっ!」


クロゥ「今だ!カイ!」


カイ「分かった!我飛翔せし龍のごとく…全てをなぎ払う…

くらえ!絶翔龍扇剣!」


アクアリムを上に切り上げその後空間転移をし、背後に移動、更に五回切り付けた。


アクアリム「うぅ・・・さすが…ですね…契約をします…」


ユオ「やった!」


アクアリム「クリア…貴女と私は契約します…」


クリア「え!?なんで?うち何にもしてないけど・・」


アクアリム「貴女と私の能力が偶然にも・・・いえ、必然かもしれませんが同じ…治癒だからです…」


クリア「そうなの?」


アクアリム「祭壇に上がってきなさい…」


クリア「え、あ・・はい…」


クリアは祭壇に上がった。


アクアリム「誓いを…」


クリア「え?」


ユオ「僕が小声で言うからそれを言ってね!」


クリア「うん分かった…えと…我、契約者クリアは聖獣アクアリムに

この世界を滅ぼそうとしている人達を止める為、力を求める…」


アクアリム「分かりました…

貴女の第2の能力は空間の物もしくは人を治癒する能力です…

次の聖獣が呼んでますね…

西の彼方に大陸があります。

その場所にて結界を解き放ちなさい…」


ユオ「・・分かりました…」


するとアクアリムは光の彼方に消えていった…


カイ「契約・・できちゃったな。」


クロゥ「出来ちゃったなー!俺達ってすごいんじゃん?」


ユオ「正直最初からここまでうまくいくとは思わなかったよ・・!」


クリア「とりあえず言うとおりに行った方がいいのかな?」


クロゥ「・・・・ねみぃ。」


カイ「・・・・・・Zzz」


クリア「カイ寝てるし!?てかうちも眠いよぉ・・」


ユオ「全くしょうがないなぁー!じゃあ今日は外で野宿!」


カイ「寒い・・洞窟の中じゃ駄目なのか・・?」←起きた


クロゥ「閉じ込められたら困るだろ?」


カイ「・・・じゃあさっさと出て寝よーぜ・・」


クリア「外へレッツゴー!」


そうして朝まで寝た。



カイ「さて・・じゃあ西へ。行きますか!!」


――最初の契約を成功させた一行は西へと向かう――




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あきゅろす。
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