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行き先


疲れ果てたカイと、

機嫌の良いクロゥと、

それに呆れているユオと、

寝ぼけているクリア。


全員がようやく宿屋に集まり、作戦会議が始まった。


ユオ「じゃあこれから何するか決めよう!」


クロゥ「はいはい!俺は首都ベルカトラズに行った方がいいと思います!」


ユオ「ベルカトラズ・・・?」


カイ「ビトと会った場所か…」


クリア「ベルカトラズね…」


ユオ「いいんじゃない?安全、っていう保証があるのならね…」


クロゥ「うっ…それは…」


ユオ「まぁ多分安全な場所なんて無いと思うけどね…


そうそう。調べてみたらさ、この世界には聖獣っていうのがいるみたいじゃん!


もしかしたらシャオの第2の能力に関して知ってるかもしれないよ?」


カイ「第2の能力?」


ユオ「そっ!・・あれっ?言わなかったっけ?シャオの第2の能力について…」


クロゥ「言ってない言ってない…」


クリア「そもそも第2の能力って何?」


ユオ「まぁ、アダマンタイトにはいうなれば2つの能力が存在する訳…


んでその2つ目の能力はまぁ何かすれば覚醒するらしいんだけど…


いままでシャオしか覚醒してないんだよ…」


カイ「んで?シャオの第2の能力ってどんなの?」


ユオ「…コピーだね…一言で言うと…」


クロゥ「なっ!?って事はシャオ自身も…」


ユオ「そっ!コピー出来る訳!」


カイ「そんな奴に勝てるはず…」


ユオ「無いって言うつもりっしょ?だーかーら!


その可能性の為に聖獣を探そう!って言ってんじゃん!」


クリア「まぁ、そうだね…」


クロゥ「まぁ少しでも可能性があるのなら。それに縋るしかないか…」


カイ「ってか聖獣ってなんだよ?」


クリア「聞いたこと無いね・・」


クロゥ「各地に残ってる聖獣に関する伝説ってのはあるよ?ま、実在するかは別だけどね」


ユオ「火の無いところに煙は立たず!きっと本当にあるんだと思うよ!」


カイ「ま、手がかりも無いしな・・・」


クリア「今はそれを信じて行くしかないね!」


ユオ「じゃあ決定かな?最初にいくのは…クィルの町?


…の近くらしいよ?どこか分かる?」


カイ、クロゥ「!!あっ!知ってる!」


クリア「じゃあナビゲートはその二人に決定だね!」


ユオ「じゃあ道案内よろしくー!」


カイ「・・・あのさ。」


ユオ「何〜?」


カイ「とりあえず今日
は寝ないか・・?」


クロゥ「こいつ、こき使ったから疲れちゃったみたいなんだよなぁ・・


今日は休んで、明日出発してやってくんない?」


クリア「・・・カイ、大変だったね・・・;」


ユオ「しょうがないなぁ〜。じゃあ今日はゆっくり寝ようか!」


カイ「賛成・・・Zzz」


クリア「寝るの早
っ!」


そうして4人は一泊したあと出発したのであった。



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