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セント大学
3人は大通りを歩いていた。


クロゥ「クリアは確か聖結晶石についてすごく詳しかったと思うし!


まぁそれだけなんだけどな…」


クロゥは苦笑した。


ビト「それはどういう意味なんだ?」


クロゥ「んー…その他はカイと同等もしくはそれ以下!」


その言葉に、カイはすかさずツッコミを入れる。


カイ「俺を基準にするな!!」


ビト「学生なら大学にいるんじゃないのか?」


ビトがふと気付いたように言った。


クロゥ「あー…そうだったね…セント大学か…」


3人はセント大学に行く事にした。


クロゥ「・・・事は言わないべきだよな・・仮説にすぎないし・・」


クロゥが何か独り言を言っている様だったが、カイにはよく聞こえなかったので聞かなかった事にした。


カイ「大学ってこの町にしかないの?」


ビト「カイ!前々から言ってるが自分で調べる事を知らないのか?」


カイ「知らないww」


ビト「お前なぁ・・・」


カイとビトが喧嘩になる前に、セント大学を見つけた。


クロゥ「あ!ここだ!」


自動ドアが開き、3人は中へと入る・・すると、カイは今までにない物を見た。


カイ「ひ、広ーい!」


ビト「セント大学…世界で第2に大きい大学で優秀な生徒がたくさんいる・・・


またこの大学は結晶石について詳しくしらべているため


聖結晶石についても分かるかも知れないな。


全く…ここの生徒の爪のあかでも煎じてカイに飲ませてやりたい…」


カイ「……で、クリアとかいう奴は?」


クロゥ「これから探すんだよ!!」


3人は受付らしき所を見つけ、歩いていった。


クロゥ「あの…中等部3年にクリアという学生はいますか?」


カイ「大学なのに、中学があるのか?」


ビト「(中等部という言葉を知っていたのか・・意外だな)


そうだ。ここのように大きい大学は、初等部から大学院まであるはずだ」


カイ「へぇー・・すげぇなっ!(あんまり意味がわかってない)」


受付の人「クリア・・・ですか。たしかクリアは2階の250号室にいますが、


あまり騒がしくしないで下さい。」


カイ「はーい!」


ビト「その声が騒がしい原因だ!」


そして部屋に入ると…


???「あー!もー分かんない!」


ビト「・・?」


???「大体ねー!この難しい計算式をやれって方がおかしいんだよ!


もう今日は帰る!疲れた!」


学生「あっ!おいクリア!さぼるのか!」


クリア「さぼるんじゃありませーん!気分が悪いから早退するんでーす!」


学生「んなっ!嘘つけ!」


クロゥ「クリア!久しぶりだねー!」


出口の方へ来たクリアにクロゥは話し掛けた。


クリア「え!・・・えーと、もしかしてクロゥ!?久しぶり!」


クロゥ「あのさー!いきなりで悪いんだけど、


今日この二人をいれて泊めてくれない?お金がなくってさぁ…」


クリア「ん、別にいいよ!歓迎歓迎大歓迎!」


ビト(この話の展開の速さはなんだ・・)


そしてクリアの家に泊まる事になった。




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あきゅろす。
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