MAIN
in魔術の町
カイ「・・・!あぁー!」
ビト「うるさい!今度はなんだ?」
ビトはなんだか苛々しているようだった。
カイ「か、金が無い…」
ビトはまさかというような顔をした。
ビト「そんな馬鹿な!さっき見た時5000§はあったはずだ!」
ビトはすぐに財布を見た…
ビト「……」
カイ「……」
カイ&ビト一時停止。所要時間3分
ビト「貴様!何に使った!」
ようやく復活したビトはカイを責める。
カイ「え!俺違うよ!使ったのは…多分」
カイの視線の先を辿ると、そこにはクロゥの姿があった。
クロゥ「あ!これいいかもな!はい、購入〜♪」
クロゥは片っ端から品物を買っているように見えた。
ビト「おい!一体何を買ったんだ!」
クロゥ「んーと…セントの町記念キーホルダーに
セントの町記念ストラップに
セントの町チョコ!
あと本に
イミテーション巨大隕石の縮小キーホルダー!」
なんだか早口言葉を言っているように聞こえた。
ビトは瞬時に次の質問をした。
ビト「全部でいくらだ!」
クロゥは一瞬にして暗算し、答えを言った。
クロゥ「んー…4700§かな?」
ビト「ここの町の宿代…1人何§だと思う?」
クロゥ「……ぁ。1人500§…」
カイはなんだか数学の授業を聞いている気がしてきた。
数学の授業ってなんで眠くなるんだろう。
・・・そんなこと言ってる場合じゃない事に気付きまた話を聞き始める。
ビト「当てはあるのか?」
クロゥ「…うーん・・・・・・あ!あるよ!あるある!
まぁ、まだこの町にいればの話だけどね…」
カイ「当てって?」
クロゥ「この町にクリアっていう今は・・中学生がいるんだよ!
そいつの家に泊まれれば…」
そういえば、「修行をした」と言ってたっけ。
ビト「もし無理だったら…?」
クロゥ「野宿だねー!」
ビト(・・・こいついつか殺す!)
クロゥ「・・・今何か思ったよな?」
ビト「…いや別に・・」
(こいつ人の心まで読みやがった!!)
クロゥ「それもわかるんですよ?フフフ・・♪」
まぁそんなこんなで、3人はクリアなる人物を探す事になった。
←back next→
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!