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首都脱出
カイ達は水路から出て一息ついていた。
カイ「はぁー…これから何処行くんだ?」
ビト「・・・ここからならセントの町が近いだろう…
なんだ?まさかもう疲れたのか?」
ビトが皮肉に言った。
カイ「!…疲れて無いに決まってるだろ!」
むきになって言うカイを見て、
また喧嘩になるだろうと予想したクロゥが言った。
クロゥ「まぁまぁ。もう日も暮れるしさ、
早いとこセントの町!行こうぜ!」
3人は北に向かった。
カイ「そういえばセントの町ってどんな所なんだ?」
ビト「はぁ・・・少しは人に聞かず自分で考えたらどうだ?
全く…お前といいあの男…いやあの女といい好き勝手に動いて…」
クロゥは今の言葉を聞き逃さなかった。
クロゥ「…今あの男と言いませんでしたか?あのお・と・こ!と…」
ビト「…言ってなどない…」
クロゥ「10、9、8、7…」
ビトにはこれが、自分の死へのカウントダウンに聞こえた。
ビト「(こ、殺される!)ごめんなさい…」
クロゥ「分かればよろしいw」
カイ「で、俺の質問には返答がないんだけど?」
クロゥ「カイ…セントの町はね、魔術の町として有名なんだよ!
俺もそこで修行した事があって…」
ビト「セントの町に着いたぞ!」
クロゥ「はーい!(話の途中だっつーの!)」
カイ「おー!!」
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