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駄文〜dcun〜
亡い初(♀ナタク+♀雷震子)


「ナタクってよぉ…処女?」
「なんだそれは?」
「…ぁ〜…つまり、セックスしたことある?」
「…あの裸同士の行為か?」
「し、したのか!?」
「…いや」
「…なんだ、脅かすなよ」
真剣な話をそこいらの岩場で話す彼女たちを見てる者はいない
今雷震子は女性としての壁にぶち当たっているらしい
「雷震子はしたのか?セックス?」
「し、ししし、してねぇに決まってんだろ!!」
「そうか」
かぁっと顔を赤くする雷震子にナタクは笑う、そうこの二人は女性としての年は長いが一回も男女の契りを交わしたことがなかったのだ
「雷震子はセックスしたいのか?」
「…したかねぇけど、ちぃにいが…そろそろお前も好きな男くらい作れって」
「…ふん、くだらん」
「なんだよ、ナタクは好きなヤツいるのかよ」
「…知るか」
「太乙だろ」
ドキッと音を立てるかのごとくナタクの肩が上がるのがわかる、それをみて雷震子はにぃっと笑いナタクに向き直る
そうするとナタクもにぃと笑い此方をみてきた
「貴様だって、姫発が好きだろ」今度は雷震子が驚く番だった、その反応をみてナタクは立ち上がりふんっと鼻をならして進みだす 雷震子も立ち上がり翼をのばす、「俺達ってまだ子供だな」
「…一緒にするな」
「あぁ!言ったな!処女のくせに!」
「…ふん、すぐにそんなもの無くしてやる」
「え!?つ…つまりお前!?」

二人の影は小さくなり、空へと消えた
彼女たちはまだ小さい少女に変わりはないようだ








ぜってー負けねぇ!とか雷震子が言ってれば面白いよね
なんだこのくだらない話は…




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