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駄文〜dcun〜
体温(万十)


そのひんやりした手がすきなんだ…
体温が無駄に温かい俺は体温が少し低いあなたが好きなの
「万丈目の体温好きだ」
「どういう意味だ?」
「冷たくて好き」
「なら死んでやろうか?」
そうやって言ってくれる“冷たさ”が俺の胸にちくりと刺さる痛みを与えるんだ
手を握って会話をしてる時が一番恋人なんだと実感して、優しく身体に触れてくれる時に“愛”を実感する
―――このまま手が離れなくなればいいのに

―――ボンドでくっつけて二度ととれなくなればいいのに

―――そうすればこの冷たさをずっと俺だけが感じていられるのに
「死んでやろうか?」
冷たさを肌とココロで感じる程に俺はあたたかい
万丈目が好きなだけなんだただそれだけの単純な理由褒めるところを褒めすぎて羨ましがるところを羨ましがって好きなところを好きと言って、
死んだ万丈目も綺麗でいいんだろうけど生きてる万丈目を肌で感じるのは好きだ
死んだ万丈目は綺麗でいいんだろうけど生きてる万丈目の声を聞くのは好きだ
死んだ万丈目は綺麗でいいんだろうけど生きてる万丈目の冷たさを感じるのは好きだ

だからいなくならないで
優しく手を握って“あたたかい”と言ってもらいたい
“冷たい”と“あたたかい”を混ぜて交ぜてまぜて“生温く”しようよ
だから






「死なないで」









万十
今度は十代が万丈目を好きすぎる語り



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あきゅろす。
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