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只ひたすらに君を…
9
「
はじめーーーー!!
」
斎藤くんはもちろん、俺たちにもその声はしっかりと聞こえていた。
「み…水月!?」
「斎藤さん、向こうです!」
「ああ!!」
俺たちも、斎藤くんと声のする方へ走った。
「近藤さん」
「トシ?」
トシの瞳が、俺を石にする。
「あんたが幸せを守るなら、俺は平和を守る」
俺には、
その意味が理解できなかった。
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