03
「君も帰らないとねー」
「は、はい、うちは明日からなんです」
「そーなんだーでも、見つかったら俺が面倒だしさー」
「そ、そうですよね、、、和泉様、今度続き…したいです」
「そーだねー、たまには相手してあげてもいーよー」
暫く話しを聞いていると、一つ分かった事があった
あの小柄な男の子…他校の生徒ですね
連れ込んだんですね…
学校の初日にしかもこんな朝早くから何故学校で!これが、有紗さんが言っていたプレイ?でしたか?…でしょうか。
『朱里くん…そんなに怖がらないで?お姉さんが優しく教えてあ・げ・る』
『あ、有紗さん、俺、初めてだし…ここ、学校…あっ』
『けど、朱里くん?こういうの、嫌いじゃないでしょ?』
『あ、だめっ、そこぉ、感じちゃう…こ、これ以上は…あぁ〜〜〜〜れぇ〜〜〜〜』
ぐふふ
『朱里くん、学校プレイっていいわよね』
とハスハスしながら言われた
あの時の有紗さんが何を考えていたかは分からないが、とにかく危険な香りがしたな…
その後、梓さんにど突かれてたけど…大丈夫だったかな?
そんな事を思っていると
「帰ろっかー」
と出て行く音がした…
はぁ、良かったやっと出れる
ガチャっと出て行く
ガラッ
「あ〜ネクタイ忘れちゃった〜…ってあれ?」
目が合う
そろりと物置に戻っていく
「失礼いたしました」
ガンッ
隙間に手が差し込まれる
「もう一匹いたとはねー」ニコリ
ははっ…
これは…
「おはようございます」
兎に角、朝ですし…ね
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