\二次小説/
$First Kiss (諾氷)
ー…どうして僕達は…ー
僕は拒んでる、ノーレからの告白を……
ノーレから"好きだ、付き合っで欲しいべ"と言われた、僕も好き…だけど、それは無理だ。
僕達が兄弟だから。
"イース、イース、知ってますか?"
"何?"
"兄弟は結婚出来ないらしいんですよー"
…………………そう、僕達は兄弟であるから。
結婚出来なくても付き合うことは出来るけど怖くて拒んでる、だからキスもしていない。
恋人ならわかるけど兄弟だよ?変だと言われるだろう。
そんな日々がいくつもいくつも続く。
ある日の出来事だった
「イースぅ♪」
「何?」
「どうしたぁ?いつもよりなんか変だべ?イース。」
あんこが心配そうにこちらを見る
「別に?いつもと変わらないけど?」
いつもと普通な態度を見せ相手を振り切ろうとする
しかし、次の言葉に僕は固まる。
「イース、おめぇ今どんな顔してるかわかるっぺ?」
「…え?顔……、…?」
「おめぇ、今すっげぇ辛そうな顔してるっぺ?」
「……………!?」
思わず自分の顔に触れてしまう。
頬は何かに濡れていた。
そうか…泣いてるんだ。
あんこが背中をさすってくれる。
「大丈夫け?イース。」
「ねぇ、ダン。」
「ん?」
「兄弟で恋人同士っておかしい?」
悲しそうなをして相手をみる。
しかしあんこはうれしそうに笑顔で答えた。
「なぁに、言ってるべ?兄弟なんて全然おかしくないっぺ?兄弟だろうが好きには変わりないんだ、それに兄弟だろうが関係ないけ?」
「…………本当?」
「あぁ!そうけー!」
笑顔でVサインをして相手をみる
なんかホッとした
僕は涙を拭いた
ガチャとドアの扉が開く音がする
「あんこ…イースに何してっべ…消えろ、この」
「ノル!何言ってるべ」
睨むノーレにダンは部屋からいなくなりノーレが近づいて来る。
そしてノーレは僕の頬の泣跡を見た
「あんこに泣かされたっど?」
「違う」
「じゃあ、どうしたべ?」
フイッと顔をそらす。
ノーレの顔が見れないような気がして
だけどノーレが険しい表情をしていたからつい言ってしまう。
「ノーレ。」
「ん?」
「ノーレに告白された時嬉しかった、僕も好き。だけどみんなに兄弟で恋人って笑われるのが怖くてさ、だから…」
僕の話しを聞くノーレ。
やがてノーレから抱き着いてきた
「イース、そんなのかんけぇねぇっぺ」
「うん」
「イース………」
初めての、ぼくのFirstKissをノーレに奪われた
+++++++++++++++++++
久しぶりです(^O^)
冷凍林檎です。
来ました、北欧!辛辣兄弟可愛いよ(^ω^≡^ω^)
FirstKissっていいですよの(^O^)
write"2012"05"23"
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!