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短編小説(オリジナル)
2










「や…ッ、いやだ…、嫌っ、アッ」

自身が男の手の平で上下に擦られる中、まるで拡げるかのように蕾の中が男の指で抉られる。
その指はしつこく前立腺を捕らえ、挟むように押したかと思えば、今度は上からグリグリと突かれる。

「ビクビクしてる…出したい?」

男は厭らしく耳元でそう囁くと、蜜を溢れさせた先端にぐるぐると指の腹を押し付ける。

「アッ、や、やアッ…」

男の爪先が先端に食い込み、全身の力が抜ける。
内腿がビクビクと震え、絶頂を迎えてしまった。

「んあっ、アッ…ああああ」

珍しくすんなりと達することが出来た青年は少々不思議そうな顔をしながらも、次からくる快感に考える余裕もなく、また喘ぎだす。
男は達したばかりのヒクヒクとした尿道口を指先でぐるぐると弄ると、コードで機械に繋がった金属の細い棒を当てがう。

「ひっ…、嫌、それ、嫌だって、ばッ…」

青年が嫌がるのも気にせず、男はその棒をゆっくりと奥へ押し込む。
その棒にはでこぼこと突起物が付いていて、それが青年の尿道を擦り、ゾクゾクと背筋を震わせた。

「いいこにしてないと、後で泣くのはキミなんだからね?」

「い、あ…ァ…ン…ッ…」

涙を目に溜めながら青年は必死に苦しさに耐えると、男はそれをギュッと奥まで挿し込んだ。
自身がパンパンになり、苦しくて仕方ない青年に、男は容赦なく後孔にも機械に繋がった異物を当てがった。
指で散々にほぐされたそこは、異物を強く締めつけながらもどんどんと奥へと飲み込んだ。
尿道に埋め込まれた玩具と同様、でこぼことした表面をしていて、それが前立腺を容赦なく刺激する。

「う、あッ、アッ、やだあっ」

「さっきからずっと良さそうな顔して、…エルフは皆淫乱なのかな?それともキミだけ?」

男はニヤリと笑いながら、後孔に収めた異物で奥を突き、グリグリと回した。

「い、ッあ、いや、ああっアッ」

「こっちも同じようにしてあげようか…」

「いや、いや、ああああッ、アアアッ」

後孔の快感で背をしならせた青年に対し、男は青年の自身にも手を伸ばすと尿道口から飛び出た棒を指で掴み、グルグルと回転させた。
前からも後ろからも快感に襲われ、青年は吐き出せない熱を全身に分散するかのようにビクビクと震えた。

「アッ、ん、やめ、…やめ、て…ぇ…ッ」

目からポロポロと涙を流し、口から唾液を垂らしながら、青年の美しい顔が歪む。
男は青年の口端から垂れる唾液を舌で舐め取りながら、今度は両胸の突起をそれぞれコードの繋がったクリップのようなもので挟む。

「ひ…、い、やッ…」

「…さて、準備は終わった」

男は青年から離れ、何やら機械を操作する。
青年は不安と恐怖に涙を流しながら、達することの出来ない余韻でビクビクと身体を揺らす。

「じゃあ、今日の実験を始めます」


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あきゅろす。
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