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短編小説(オリジナル)
5
一瞬も止まない快感に内腿がピクピクと痙攣を繰り返す。
自身に繋がるもっと奥から直接吸い出すかのように、ちゅうっと強く先端が吸われる。
あまりの刺激と痛みに、僕は目を見開いて首を振る。

「痛いっ、痛い痛い痛い…!」

きつく吸われたかと思えば、今度は撫でるようにねっとりと舌が這われる。
もう抵抗する力も出ない足からは手が離され、お父さんの指は後ろの蕾へと突き立てられた。

「あっ、ふ…、も、っあ…あっ、やだ、やだぁ…」

ぐりぐりと無理やり抉じ開けるかのように後孔にお父さんの指がねじ込まれる。
痛みと違和感が、自身への刺激によってよくわからなくなる。

「う、あっあ…なんで、なんで…っ」

突き立てられた指が根元まで収まると、探るように中でうねうねと動く。
すぐに、ある部分を捕らえるとグリッと強い力でそこを押される。

「あうっ…や、おと…さぁん…っああっああ」

そこを押されるとビクンビクンと腰ごと自身が振るえ、頭の中がチカチカと白くなるようだった。
すかさず、お父さんは口内の僕自身を再びきつく吸い出す。

「あああっ、いあ、あっ……っ…」

ドクンドクンとそこが心臓を持ったかのように再びお父さんの口内に僕の熱が放たれる。

「奈津には、こんなこと出来ないからな…利津だけだぞ、嬉しいか?」

やっと口が離されたかと思うと、お父さんは机の引き出しからチューブ状のものを取り出し、ぐったりとした僕の後孔に挿し込んだ。

「ひ、ぐぅ…嬉しく、…ない、もう、やめて…ぇ…」

「こんなに可愛がってるのにか?…お前たちは本当にそっくりな双子だ」

チューブを何度かピストン運動させると、それを抜き取り、お父さんは昂った自身を蕾に当てた。

「ひっ、いや、いやああああっ」

ぐっと差し込まれた熱が強烈な圧迫感と痛みへと導く。
めりめりと奥へ埋め込まれていくお父さん自身に押し出されるように、僕の目からは大量の涙が零れだす。
がっちりと腰を押さえられているため、抵抗することも出来ず、ただ埋め込まれていくお父さんをきつく目を閉じて耐えるだけだった。

「…やだ…、や、うあっいあああ」

痛みの中で指で刺激された場所にゴリゴリとお父さんのものが擦られる。
何度もしつこく擦られることで自身からは再び蜜が溢れ出す。

「いや、そ…こ、…いや、…いやあっ」

段々と突く力が強くなり、肌と肌のぶつかる音が大きくなる。
顔を背け、必死に襲い来る快感に耐えようとすると、お父さんは僕自身を手の平で握り上下に擦る。

「擦っちゃ、こす、ちゃ…だめ、…れちゃ、う…っ」

ぎゅうっと目をつぶったけど、我慢することなどやはり出来ず、僕はすぐに手の平の中で放ってしまった。

「だ…め、も、やめて…やめてよおおお…っ」

結合部分からジェルとお父さんの液が混じりながら垂れ、シーツに染みを作る。
放ったばかりのそこを手の平で刺激し続けながら奥を何度も貫きだす。

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