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短編小説(オリジナル)
2


「やめてほしい?」

低い声が耳を刺激する。
男は初めて声を発すると、そのまま耳に舌を滑り込ませる。

「ひぁあ…やめてください…」

怖くてずっと閉じていた目をうっすら開く。
チラッと視線を横に見やると見覚えのある顔に驚いた。

「え…え…?笹岡さん…?」

男はお隣に住んでいる笹岡さんだった。
3ヶ月前に越してきて、それからよく道で逢ったりすると感じの良い人柄に好感が持てた。だけどこの間30歳になったばっかりの新婚ホヤホヤのはずなのに、どうして。

「俊くん…やっと気づいてくれた?」

「なんで?…本当に、笹岡さ…あっやあ」

笹岡さんはイカされ続けた僕のモノを指で弄ぶ。
敏感になっているソコは痛いくらいにビリビリと感じてしまう。

「や、やああ!笹岡さん…やめて…やだよ…」

「ずっと俊くんのこと見てたよ、可愛いなって…、想像してた通りでビックリしちゃったよ、真っ白で柔らかくてココもピンクだし」

片方の胸の突起を口に含むと舌で転がして吸う。もう一つの突起は空いている手でグリグリと潰したり指でキュッと摘んだ。

「やっやんっやあっ…」

再び熱を持ち出した僕自身を笹岡さんは確認するとクスッと笑い、両方の突起を交互に吸い上げた。

「あっあっ…痛い、痛いよ…ぉ…」

抵抗する力も吸い取られていくような感覚に僕はぐったりとしながら、身体をずらす。

「こんなにぷくってして、可愛いよ、食べたい」

そう言うと笹岡さんは軽くソコを噛む。
ビクッと僕の肩が揺れると僕自身の先端から液がプクッと溢れ出る。

「ああ、あっあっ痛い…痛いよぉ…ぅ…ぅあ…」

笹岡さんは胸の突起を口に舌で弄んだまま、液と笹岡さんの唾液で少し柔らかくなった蕾に指を挿入した。
ヒクヒクとした蕾はすんなり指1本飲み込んでしまう。

「やっ、なに…そんなトコ…指…入れないでぇ…」

「へぇ、ここも柔らかい…こんなにエッチだったなんて嬉しいなあ…」

ウネウネと僕の中で笹岡さんの指が動く。

「やだぁ…抜いて…抜いて…」

その動きは気持ち悪くて、僕は逃げるように腰を浮かす。
笹岡さんは僕の腰を掴み、自分のほうに引き寄せると、指を2本に増やし、中をグチャグチャと掻き回した。

「や、やだぁ…やあああ…」

涙を流しながら嫌がる僕を無視してそのまま掻き回すと前立腺に指が当たる。僕は違った感覚に思わず背を反らす。

「ひぃぁああ…なに…な、ああっああんっ」

笹岡さんはクスッと笑うとイイ所を執拗に責める。後ろがヒクヒクと呼吸しているように痙攣し、僕自身はビクビクと震えすぐにでも達してしまいそうだった。

「ソコ…やだぁあ…あああああ」

グリグリと前立腺を責め立てられ、イキそうな僕のモノを笹岡さんは上下に扱いた。

「ふぁ、あああっあああああ」

途端に熱い物が込み上げ、達してしまいぐったりとしていると、気づいたら指は3本に増えていた。
荒い呼吸を整える暇もなく、笹岡さんは再び前立腺を狙って中を掻き回す。

「やっ…もう、やだぁああ……」

嫌でも育ち盛りの身体は正直で、僕自身は再び硬さを取り戻す。
薄くなった精液が先端から溢れ出る。

「一応、コレ塗っとくからね」

笹岡さんはジェルを取り出すとチューブから出し、ヒクヒクとした蕾にたっぷり塗りつけた。

「あっ…な、なに?」

「じゃ、いくよ?」

急に膝の裏を掴まれグイッと開かされると、笹岡さんはズボンのチャックをおろし、熱く太くたちあがったモノを取り出した。

「や、やだぁあああ…!」

それを蕾に当てられると、さすがに僕でも感づいて腰を引く。
笹岡さんの肩を掴み精一杯押した。だが、その手はあっさりと笹岡さんに片手で頭の上で押さえつけられてしまう。

「やあ…やだ…やだあああ…」

「泣いた顔もそそるね、俊くん…」

そう言うと、グッと先端を挿し込んだ。
ズンッと下半身に圧迫感が広がる。

「やあ、く…くる…し…」

「もうちょっと、力抜いて…」

ゆっくりと押し込みながら笹岡さんは僕の唇を舐める。
苦しくて開いたままの口の中に舌を滑り込ませ、そのまま深くキスをする。

「ん、ん…ふぅ…んんぅ…」

苦しくて空気が欲しくて、思わずもっと口を開いてしまう。それを良い事に笹岡さんは口内を貪るように犯した。

「もう…全部入るよ」

唇を離し、僕の両手を解放すると、そのまま僕の腰を両手で掴んだ。
ガシッと掴まれると笹岡さんは一気に奥まで押し込んだ。

「っ…やああぁ……っ」

奥まで入ったことによる圧迫感で一瞬息が止まる。
僕は首を左右に振り、苦しくて笹岡さんの肩を掴んだ。

「抜いてぇ…くるし…笹岡…さん…」

「慣れれば大丈夫だから、我慢しようね?」

「も、むり…いやぁ…」

「苦しくて泣いてるの?やっぱり可愛い……」

笹岡さんは愛しそうに僕の涙を舐め取る。
そのまま顔中に唇を落とすと萎えかけている僕のモノを再び上下に扱いた。

「やっやん…やああ…」

扱かれると簡単に硬さを取り戻し、先端からは蜜が溢れ出る。そこに笹岡さんはギリギリまで抜き、一気に貫いた。

「あああああああああっ」

急の衝撃に痛みなんだか快感なんだかわからない感覚に包まれる。

「ふぅ…あああ…」

「もう、大丈夫だよね?」

笹岡さんは腰を持つと、ガンガンと激しく腰を打ちつけた。
全身がその動きに揺すられる。

「あっあっあっあっあああああぁ…」

途中で前立腺が見つけられ、激しくソコを突かれれば何も考えられなくなってしまった。

「あっやあっあっあっう…ぁあん…」

「気持ちいい?…俊くん」

「変だよ…おかしくなる……」

「もうなってるよ…ホラ」

「あっやだ…や、あああああああ」

前立腺を責められながら、僕の立ち上がったモノを指で軽く擦られると簡単にイッてしまった。

自分の胸元に飛んだ精液を笹岡さんはキレイに舐め取る。
わざとらしく胸の突起まで口に含むと舌で転がし、押しつぶす。

「ひあ、あああっも、イキたくない…やだよぉ…」



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