短編小説(オリジナル)
3
――――…
「…は、っあ…っ…」
真っ暗な視界で響く機械音と水音。
耳を塞ぎたくても、両手は後ろで1つにされ、仰向けになっている自分の身体でギリギリと押さえつけられていた。
「せっかく可愛い顔してるのに、台無しだね」
「も、…やだ…やだ…嫌…」
首をぶんぶんと左右に振りながら涙声で訴える。
前が開かれたシャツと靴下しか身に着けていない姿で足は大きく開かされ、その間でローターを後孔に収められ、自身がふるふると震えていた。
それを店長は楽しそうに見下ろす。
「何?もう謝るのおしまい?」
にっこりと微笑む店長の顔など、目隠しによって見えるはずもない。
俺はその店長の楽しそうな声に、ただ恐怖を感じていた。
「……っ…」
「そっか、…駒川くんはコレ、止めて欲しくないのか」
「あっ…ああ、ん」
店長の指が上を向いた自身の先端をグリグリと刺激した。
途端にビクビクと俺の腰が震え、店長はクスクスと笑う。
「………ごめ…、なさい……」
「聞こえないって」
「ごっめ、んなさ、い、…っ…」
「気持ちがこもってない」
涙で掠れた声を必死に振り絞る。
指と道具によって責められ、今にも達してしまいそうだった。
「さっきから、ビクビクしてさー、もしかして楽しんでる?」
「…ちが…っ、違います…」
「ふーん、じゃあ、もし出しちゃったらお仕置きかな?」
店長の手が自身から離れ、内ももをぐっと押す。
大きく開かれた中心を店長は悪戯にも口に含んだ。
「ん、や、やだ、やああ」
ずっと弱だったローターも最強まで上げられてしまう。
もどかしいだけだった快感も強烈なものになり、思わず背をしならせた。
「や…っ、やあっ、出ちゃ…、出るっ、あああっ」
きゅっと閉じた両足を店長は押し開いて、口の中で味わうように舌で撫で上げ、唇で強く挟み吸い上げる。
頭が真っ白になり、激しい刺激に俺の熱は店長の口の中で弾けてしまった。
「…っ」
「…あ…っ…てん、ちょ…」
「………」
「…っ…ご、めんなさ、……い゛っ」
急に根元を強く握られ、驚きと痛みで全身が固まる。
店長はその手を緩めることなく先端に向かってスライドさせる。
「…出すなら、出し切っちゃいなよ、ほら」
「い、あああああああっ」
ぞわぞわと全身から力が抜けるような感覚に襲われて、首を振り乱す。
先端をチュウと強く吸われ、最後の一滴まで店長に絞りつくされてしまった。
「……もう、許して、下さい……」
肩で呼吸をしながら見えない店長に必死に訴える。
「何言ってんの、口の中で出したくせに…、お仕置きだよ」
「ごめ、なさ……んっ」
ずっと入れられていたローターが店長に取り出される。
そして、代わりにチューブのようなものが入れられ、何やら注入される。
「やだ…、なに……?」
「なんだろうね?」
クスクスと笑いながら、店長はチューブを引き抜き、指でかき混ぜる。
ぬるっとしたものが中で広がっていく。
「やだ、…指、抜いて…」
卑猥な音に耐えられず、俺は腰をくねらせながら懇願する。
排泄に使う場所を触られる気持ち悪さに鳥肌が立つ。
「ん?…わかった」
店長はあっさりと指を引き抜き、先程達したばかりのものを指で弄りながら舌で胸を這う。急に優しく愛撫をしだす店長に疑問を抱きながら、ひたすら耐えた。
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