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短編小説(オリジナル)
5

「…ン、あああ、アアアッ、あっ」

途端に襲われる射精感に、力が抜け僕はもたれかかるように柵に掴まった。
ちゅっちゅっと音がして、強い力で吸いあげられる。

「イきたいっ、先生、イきたい、イきたいい…ッ」

後孔がジャラジャラと音を立てながら、僕は腰を前後にゆるゆると動かしていた。
そしてパチンと音がすると同時に、自身が解放される。

「ひっ、ひっア、アアアアアアアア」

涌き出るように精液が溢れ、先生の口内に吐き出される。

「はっ、い、あ゛っ、やっ、吸っちゃ、や、アッあああ」

ぢゅうぢゅうと吸い付くように責められる自身は、ビクビクと壊れたように精液を溢れさせた。
射精が止まってもなお、口内でコロコロと自身が転がされる。

「ひ、ン、一回、やめ、離してッ」

射精後の敏感な自身は再び硬さを取り戻していた。
僕は離れようと腰を引くが、先生の手は僕の尻を抱え込むようにして離さなかった。

「アアア、おねが、また、イッちゃ…」

完全に柵に体重をかけ、僕は身体を捩る。
すると、先生の指が僕の後孔から垂れる紐に手をかけた。

「やっ、だめ、今、抜いちゃっ、やッ」

ピンと張った紐を阻止しようと手を伸ばした瞬間、一気に引き抜かれる。

「ッ、ア、ンああああああアアアッ」

ビクンと身体が震え、僕は再び先生の口内で達していた。
達している最中にごしごしと口内で扱かれ、僕は離して欲しくて腰を前後に揺らす。

「やあああ、イッ、イッてるのに、アア゛アア」

強い刺激に目の前がチカチカと光る。
先生は抜いたパールを再び僕の後孔に押し込んだ。

「おねが…、先生、やだ、やめて…っ、やめ」

全部詰め終わると、左右の尻たぶをわし掴みにして回すように揉みしだいた。
ジャラジャラと中でパールが擦れ合い、前立腺を掠める。

「はアッ、アッ、あああ、ンアアア」

ピクピクと震える自身を先生の舌がしつこく這い回る。
先生の口にすっぽりと収まってしまうソレは、搾られるかのように強弱をつけて扱かれる。

「ふ、や、やだっ、抜いちゃ、や、アアアアア」

パールが一気に抜かれるたびに、びゅくと、熱い液が自身から吐き出される。

「もうやだ、離して、離してええ、やだあああ」

ぢゅっぢゅっと先生の口から音がし、自身が吸われる。
声も掠れ、パールが抜かれたソコは今度は先生の指が入れられる。

「ひいッ、あっ、あ゛アア」

ごりゅごりゅと前立腺が擦られ、僕は快感で背を仰け反らせる。
先生はそのまま後ろに倒れそうな僕の脇に手を入れ、自分の腰まで移動させる。
そして、自らの上体を起こすと首筋にキスを落としながら、興奮した自身を取り出した。

「由希くん…」

ぐっと熱が後孔を割り開いて侵入した。
ずるずるとゆっくり入れられたソレは熱く、脈を打ち、奥まで侵入した。

「やっ、でかい…ッ、くるし…」

「ハアア、由希くんの中、とってもいいよ」

膝の裏に腕を通し、腰を掴まれ、ゆさゆさと前後に揺さぶられる。


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