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短編小説(オリジナル)
7

「アアアアア、あッ…あああ」

兄のものが最奥を突いて中に出すのと同時に、僕はその振動によって大量の精液を吐き出してしまった。
びりびりと痛いくらいに振動するものが先端に当てられ、なかなか離してもらえず僕は腰を振り乱して嫌がった。

「あああああ゛ッ、壊れちゃう、壊れちゃうよおお」

僕が泣き叫ぶと兄は満足そうに笑いながら、壊れたようにビクビク震える自身を横目に自らの熱で僕のイイ場所を突きまくった。

「ひっ、ひいっ、あ、あ、あああ゛」

「藍斗、俺の言うこと、これからもちゃんと聞く?」

「あ、あ、アッ、き……く…ッ」

激しい突きに背を反らせながら、僕は何度も首を縦に振った。

「聞きます、でしょ?」

「アッ、ごめ、なさ、いっ、アッ、き、き……ま、すっ……っ」

自身からびゅくびゅくと蜜が吐き出されるが、兄は振動を止めてはくれない。
ひたすらに快感に耐えることに頭の中が真っ白になりながらも、何度も謝った。

「ごめ、にゃっ…しゃい、ぃ…聞き、ま…す」

兄は返事をせず、ごりごりと腰を打ちつけた。
じわじわと涙で兄の顔が見えなくなり、顔を歪ませながら僕は震えた声で続ける。

「き、きま…ごめ、なしゃ…っ、ゆ、るして…くだ、っしゃ…い…」

必死に謝っていると、振動も止み、ふと手の拘束が解けて起こされ、抱きかかえられる。
しゃくりをあげて泣く僕の背中を擦りながら頭を優しく撫でられる。

「藍斗は俺の大事な弟」

僕は兄の首に手を回して抱きつくと、兄は深く繋がったそこを下から何度も突き上げた。

「おにいちゃん、おにいちゃ、ん、あああっ」

「藍斗…っ」












「お兄ちゃん、酷い、最悪、最低」

ちょっとした媚薬も切れ、後始末もされた後、リビングでいつも僕がするはずの晩御飯作りをしている兄の背中に向かって吐き出す。
足腰が立たない僕の代わりに兄が作っているが、何も納得いかない。

「ふーん、決めた、藍斗のおっぱい女の子みたいにしよう」

兄の目は、全く笑っていない。











end.

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