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短編小説(オリジナル)
1 拘束/媚薬/無理やり 


「菊田じゃあな!」

「あ、また明日!」

授業が終わり、教室で1人、時間が経つのを待つ。

(史川先生、4時に保健室に来いって言ってたんだよな…なんでだろ)

只今、時刻は3時半。
後、30分も時間を潰さなくてはならない。

「どうしよっかなー」

少人数のクラスメイトが残るなか、暇だった俺はそのまま寝てしまった。





――――

「……ん?」

目が覚めるとふかふかの布団に包まれていた。

「あれ?保健室?」

白いカーテンで仕切られたベットの上で、上体を起こした。
その瞬間、ビクンと体が跳ねた。

「は…あ…なにっ…」

原因は確かに下半身からきている。菊田は足を強く閉じ、熱を持った自身をギュッと手で押さえつけた。


「菊田くん?」

シャッとカーテンが開くと、白衣を着ていつものように優しい口調で史川が歩み寄ってきた。

「先生…や…俺…熱い…」

震える肩を史川は掴んだ。
菊田はぐったりと史川に体重を預けた。

「病気かもしれないね、見せてごらん」

史川は菊田をゆっくりと寝かせると、その上に馬乗りになった。
Yシャツのボタンは全部外し、ズボンのベルトも外し、ズボンの前を開けた。
立ち上がる自身を隠そうと、菊田は手を伸ばす。それを史川は掴み、チュッと指にキスをした。

「…え?…なに?」

そのまま指を口に含み、訳がわからなくなっている菊田を史川は舐めるように見下ろす。

「先生…?なに、どうしたの?」

不安がる菊田におでこから優しく唇をおとす。
変わった行為にますます戸惑う菊田。
だけど、体はますます熱くなり、すぐにでも絶頂を迎えそうだった。

「や、う…」

モジモジと足を動かす菊田に気づくが、史川はチュと首筋へキスをする。

「せんせ…俺、トイレ行きたい…どいてください…」

「トイレ?行かせないよ?」

優しい口調で史川は言う。
何かおかしいと思っていたが、思考が回らなかった菊田はやっと何かに気づく。

「せんせ…俺に…何か、した…?」

声を掠めながら、必死に言うと、今更?とでも思うかのように史川はクスクス笑う。

「した…、かな」

史川の手は脇腹に伸び、するすると胸へと移動する。ぷっくりとしたピンク色の突起を指で転がし、強く摘む。

「あ、やあ、…やめ、何する気だよ…」

抵抗するにも、全身が熱くなっていて力が弱まってしまう。



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あきゅろす。
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