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紅の女神
◇◇◇
いつしか少女は夢見るようになった。
いつか誰かがこの古の呪縛から解き放ってはくれないかと―…。
少女はひそかに祈った。
――無駄だと分かりつつも。
少女は後、一月(ひとつき)あまりで神の下へ嫁ぐ。
この運命(さだめ)を受け入れるしかない。
そう思った矢先――
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