オケパ(学パロ/佐,政,親) 今日は期末テスト最終日。しかも、ラッキーなことに最終日の今日も教職員の会議で午前中テストを受けて午後は下校となった。そこで私と佐助、政宗、元親の4人で急遽"テストなんか糞喰らえ!カラオケパーティー"を開催することになった。 「イエーイ!カラオケじゃああああっ!!ひゃほおおおおうっ!!!」 「名前ちゃんテンション高いねー」 「あたりまえじゃないっ!もうテストで死ぬ程勉強したんだもん。ストレスが山のように溜まってんのっ!!」 「痛い痛いっ!だからって俺様叩くの止めて!」 久し振りの娯楽に興奮しすぎた私は丁度隣を歩いていた佐助の背中を飛び跳ねながらバシバシと叩いていた。 「Hey,猿!その場所変わりやがれ!」 「えーヤだよー」 「名前に叩かれるのは俺だ!!さっさと変わりやがれ!」 「え…竜の旦那、何言ってんの?…マゾ?竜の旦那ってマゾだったの!?」 「No!俺は名前にtouchしてほしいだけだ!!」 「……………………」 物凄く冷たい目をした佐助と変態モード全開の政宗(ちょっと明日から避けようかな…)を無視し、私は元親の隣に移動した。 「ねぇチカちゃん!一緒に歌おうね!」 「え、あー…おぅ…」 「え?なになに?せっかくのカラオケなのに何そのテンション!?」 「いやぁ…ほら、俺、カラオケとかあんま行かねぇからよ…なんつーか…わかんねぇんだよ…」 「大丈夫!選曲予約は私がやるから一緒に歌お!ね!」 「はいはーい!俺様も歌う歌うー!名前ちゃんと歌いたーい!」 「猿はbananaでも食ってろ。名前は俺と愛のduetを歌うんだ」 元親と一緒に歌う約束を交わしていると、一段落着いたのか、佐助と政宗が近付いてきて2人も一緒に歌いたいと言ってきた。 「私、佐助と歌うのはやだ…」 「え、即答!?俺様超ショック…」 「Ha!ざまぁねぇな、猿!」 「あ、政宗とも歌いたくない」 「Why!!?俺のことが嫌いになったのか…」 歌うことを断られたのがそんなにショックだったのか、2人は色素が抜けかけていた。燃え尽きたのかな? 「ち、違うよ!佐助と政宗ってばすごく歌上手いから聞いてる方が好き、かなって…!」 「名前ちゃん…!そんなこと言われちゃあ…俺様も名前ちゃんが大好き!」 「オイ、テメッ、猿!俺の名前に抱き着いてんじゃねーよ!抱き着いていいのは俺だけだ!」 「いやあああっ!チカちゃん助けて!変態が増えたああああっ!」 「おら、てめーら名前から離れろ。怖がってんだろ!」 やっぱりチカちゃんは頼りになる兄貴だな!私を子分にしてください!って言…ったりはしないけどね。友達って関係が一番だし。 そうやってワイワイガヤガヤしつつも、私たち4人はカラオケボックスに到着した。 「テンテケテーン!パーティー会場に到着いたしましたー!」 会場(カラオケボックス)を目の前にし、さらにテンションが上がる私。いっぱい歌っちゃうんだから!そう意気込んでいると政宗が耳元で囁いてきた。 「名前、彼奴等は置いて早く2人で入っちまおうぜ」 「…そうね!さ、みんな早く行こ行こ!」 「Oh…聞こえてなかったのか…?」 「ん?何か言った?政宗」 「いや、何でもねぇよ」 「じゃあ今からカラオケパーティー会場へ突入!」 政宗の提案通り、みんなで、み ん な で、受付を済ませて部屋に入った。 「最初誰が歌う?誰も歌わないなら私歌っちゃうけど…」 「名前ちゃん先に歌っちゃっていいよ♪」 「よし!じゃあ早速歌っちゃうから!」 いくつかの曲を少し眺め… 「これに決めた!」 ででででぇ〜ん たららら〜ん…♪ 「うえのはつのやこうれぇっしゃぅをりたとぅおきくゎらぁ〜」 選曲したのは石川○ゆりの津○海峡・冬景色。これ歌うとき、ついつい人が変わっちゃうんだよね。なんか熱くなって歌っちゃうんだ! 「ぅわぁ〜たし〜もひとりぃれんらくぅせんにのぉりぃぃぃ」 「……大分渋いの選んだな、名前は…」 「Hum…まぁその意外性が名前らしいトコだぜ」 「俺様、大○愛の『さく○んぼ』とか歌ってくれるのが希望だったんだけど…」 「Oh,Yes.俺もそれには賛成だ、猿」 「しかも俺達の声、もう名前には聞こえてねぇみてぇだぞ?」 「うん。完全にスイッチ入っちゃってるよね」 「この調子じゃあ、俺等mike持てるかも怪しくなってきたぜ…?」 (((………にしても上手ぇ(い)なぁ…))) 「あ〜歌ったー!」 「名前、すげぇ演歌歌うの上手ぇな」 「やだーチカちゃん!誉めても何も出ないよ!あ、このジュース飲む?」 私は飲んでいたメロンソーダを元親の前に差し出した。言ってることとやってることが矛盾してる?女なんてそう言うものよ。 「No,no,no,no!名前、そんな奴と間接kissは駄目だ!!」 「そうだよ名前ちゃん!お父さんそんなふしだらな真似許しませんよ!」 あ、佐助がオカンモード入った。つーかオトンモード?まぁ何にせよ、勘違いしまくりの保護者モードですね。私あなたに育てられた記憶なんて無いんですけど。 「うるさいわね。別にいいじゃないいつもの事だし」 「…だよなあ、名前」 「い、いつもだと…!?元親も名前のdrink飲んでんじゃねぇ!」 「うわーお父さんショック!名前ちゃんがそんな子だったなんて…!」 「次は北島○郎のまつり歌おっと!」 ピッ ドンドコドッド ドドドッド…♪ 「ぅおおおっとこぉぉおおはぁああ、んまぁああっつりをぉお、そうさかついでいきてきたああああ〜」 「Oh,no……って、また演歌かよ!!?歌ってる名前のcuteな姿が見れねぇのか…」 「竜の旦那…今日は確実に見れそうにはないよ…」 「まぁ…名前が楽しんでるんならそれでいいじゃねぇーかよ」 「「それもそうだな(ね)」」 そうやって室内では3時間私の素晴しい演歌が響き続けましたとさ! (Ah…俺等moneyだけ払って何やってた…?) (そりゃあ、しっかりと名前ちゃんの演歌を聞いてたじゃん) (滅多にねぇもん聞かせてもらったじゃねぇか) (いや、duetはどうしてくれんだよ) (あ…歌ってない…) (あーあーもういいじゃねぇかよ!名前は楽しんでたことだしよぉ。な?) ((……ア、アニキ…ッ!!)) ********** 何を書きたかったのか分からないです。あはははは、最後はみんなが元親に惚れちゃえばいい(笑)…あとで書き直すかもしれません。じゃあUPするなって話だろうけど、更新…したかったんです(←)。私も演歌歌うの大好きです。 [*前へ][次へ#] [戻る] |