◆自殺未遂
やがてその激しい自責の念から、
自傷衝動を感じる様に。
頭を激しく壁などにゴンゴンとぶつける様になりました。
一度、あまりに激しくぶつけ過ぎて、痛みが収まらず緊急に病院にかかった事もあったっけ。
何か嫌な事があったら、激しく錯乱し、泣き叫んだり悲鳴をあげたり。
そんな中でも親戚の事、職場の事、姉ちゃんの事は更にわしにのしかかり、
もう何もかもがどうでも良く、とにかく何もかもから休みたくなった。
そして精神科の門を初めて叩きました。
仕事を辞め、現実逃避にパソコンを買いネットに没頭した。
でも、病状は次第に悪化。
やがて何もかもに絶望し、
そして初めて精神科の門を叩いたその年のクリスマス。
自殺未遂をしました。
遺書まで書いて。
でもねー、たっぷり知識を得た今のわしに言わせれば
『そんなもんで死ねるかボケ(笑)』
なんですけどね(笑)
包丁で首かっ切ろうとしたけど切れず、
薬何十錠かODしたけどちょっと朦朧と意識が飛ぶだけ。
アルコールに煙草溶かしてみて飲んでみたけどやっぱりちょっと朦朧とするだけ。
結局救急車でﾋﾟｰﾎﾟｰで点滴うけて帰ってこれたんですけどね。
でも、その時カッパが流してくれた涙がきっかけで、
わしの死ななければならないと言う思い込みは少しずつ収まっていきました。
『本当はわし死ななきゃいけないんだけどなぁ…でもカッパがどうしてもって言うから、仕方ないけど生きてるか。』
そんな感じで。
［*前へ］［次へ#］
[戻る]
[小説ﾅﾋﾞ|小説大賞]
無料HPエムペ！
携帯モード]
[
URL送信]
