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◆『お前なんかこの世に存在しちゃいけない』
友達に友達として見てもらえず、


『母』として見られ、べったり甘えられて寄りかかられて。



それがどれほどまでにずっしりと重く、そして苦しい事か。


この頃のわしには分からなかった。




母さんの死から立ち直れたと思ってた。

でも…違った。


わしは、誰かを母さんの代わりとする事で、


とりあえず心の平静を保っていただけの、




ひどく弱くて、ひどく最低な人間だったのだ。









Kのわしへの怒りは次第に募り、やがてわしにはっきりとした謝罪を求める手紙を送りつけてきました。


わしは、ただただうろたえ、脅え、


どうしたらいいのか分からなくなった。




Kに胸の辺りをザックリとナイフでえぐられた様な、そんな感覚。




やがてわしは心から笑えなくなった。

作り笑顔で通す毎日。


ついには…どう言ったらいいのだろう。
あの感覚は。



居場所から追放された様な、

信仰している神様から消えろと命じられた様な、

親から死ねと言われた様な、



そんな感覚。



世界中の全ての人達から存在そのものを全否定されてると思い込み、


わしは死ななきゃいけないんだ、
わしには存在価値なんてない。寧ろ存在して息をしている事すら罪だと思う様になりました。


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あきゅろす。
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